SOLILOQUY

薄桜鬼　第１２話（最終話）「剣戟の彼方」



祝☆２期決定

ゲームやってた身としてはこれは当然？（笑）
しかし、２期が決定しているのならどうして続けて放送しなかったですかね～？
絶対にここは勢いをいったん切らない為にもやってしまうべきだったんじゃないかと(>_<)
正直焦らすなぁ～・・と(^^ゞ



公式ＨＰより


近藤と沖田が大阪に護送されて直ぐ、新政府軍との争いが勃発。
永倉率いる二番隊は敵の本陣に斬り込むが、射程の長い銃に太刀打ちできない。
斉藤、原田らも同様に為す術なく、土方は伏見から撤退することを決意する。
千鶴は井上を伴って淀城まで援軍要請に赴くが－－－




鳥羽伏見の戦い
必死に敵陣に斬り込んでいく二番隊。
その背中を必死に守ってくれていたのは原田率いる十番隊
原田の声に背中を押され、新八は先へと進む



「新戦組、土方歳三推参っ！」


しかし、仲間は傷だらけ
大砲の音に心配そうな千鶴に井上が声をかける。

「大丈夫。彼らは武士だ。みんな今の世に珍しい本物の武士だ。
信じよう、彼らを」

しかし現実は土方も原田も、大砲を止めに行った斉藤も尽く失敗し傷付き戻ってきた
そして多くの仲間を失った

「もう、刀や槍の時代じゃねえって事だな」

土方の言葉に１人反応する斉藤

「ここは撤退だ。だがまだ負けたわけじゃねえ！この借りは絶対に返してやるからな！」

土方の言葉に頷く一同
陽が落ちてから移動する事に。
淀城にいる味方に援軍の伝令を千鶴が引き受けた。
井上が同行

しかし、その淀藩は既に寝返っていた。
城門を閉じ、千鶴達に発砲してくる。
井上の咄嗟の判断で逃げ出すが、冷静な状況判断が出来ず喚く千鶴に井上は

「いい加減にしなさい！トシさんの為に援軍を呼びたいのは私だって同じだ！」

ここまで言われてやっと我に帰る千鶴。
だが、説得と同じくらい千鶴を守る事も大事な役目なのだと優しく諭される千鶴。

（正直、この時初めて千鶴に激怒してしまった私でした(^^ゞ）

「あんたの身に何かあれば、それこそトシさんに合わせる顔が無い」

謝る千鶴にトシさんならきっとひっくり返すさ！と千鶴の頭を撫でる。


合流場所に走る２人
その前に３人の寝返った者達が！
相手が鉄砲を構えたのに気付いた井上が千鶴を庇い撃たれてしまう。
そんな身体にも関わらず、千鶴を逃がす為に１人切りこんでいく井上



「トシさんに伝えてくれ。力不足で申し訳ない
最後まで共にあれなかった事許して欲しい。
最後の夢を見させてくれて感謝してもしきれないとね」

井上の死を覚悟した言葉に顔をぐしゃぐしゃにする千鶴

「井上さーーーーん！！！」

しかし３対１
千鶴の目の前で井上は刺殺されてしまう

「早く・・逃げな・・さい　雪村・・く・ん」

さらに千鶴に迫る３人

「旗色が悪いからといって寝返るなんてねあなた達はそれでも本当に武士なんですか？」

千鶴の問いに当たり前だと答える３人。
しかし違うと。自分は真の武士を見てきたと剣を構える

「あなた達は武士の風上にも置けない！」

そんな千鶴を助けたのは風間だった

「下衆が」

淀藩の動向を見に来ていたのだった
その言葉に刀を納め井上の亡きがらに涙する千鶴


その千鶴に風間は朝廷の密書が渡ったと教える
薩長が錦の御旗を立てると
これにより幕府が逆賊となってしまい、立場が逆転してしまったのだ

そして薩長の最終目的は権力と金。相変わらず人間は愚かだと淡々と語る風間

「そんな人たちばかりじゃありません！」

新選組を指した言葉に俺と何が違うと言う風間

「俺たちは守るものがあるから戦っている」

背後からの声。土方だった

「己の事だけ考えてるおまえと一緒にするんじゃねえ」

土方に井上がやられてしまった事を知らせる千鶴

「おまえか、斬ったのは？」

その言葉に違う！と言いかけた千鶴だったが、それを遮る風間の言葉に２人は戦い始めてしまった！



「やれやれ、また無駄死にが増えるか
何故そう死に急ぐ」
「無駄死にと言いやがったかっ！」

風間の言葉に激昂し刀を振るう土方
その勢いにとうとう本当の姿を見せる風間



「この姿を人に晒す事になるとは思わなかった
本物の鬼の姿を」

すると今までとは比べ物にならない風間と土方の力の差
どんどん追い込まれていってしまう

「クソったれがーーっ！」

しかし、渾身の一振りもあっさりとかわされ背後を取られ刀を弾き飛ばされてしまう

「終いだな。所詮おまえ達は１人では何の力も持たぬ腰ぬけの集まりだ」

風間の言葉に懐から変若水を取りだす土方

「それはっ！」

それを見た風間に愚かと言われそれがどうしたと返す土方

「今はまだ坂道を上ってる途中なんだ。こんな所でぶっ倒れて転げ落ちるわけにはいかねえんだよっ！」

羅殺になったところでまがい物と言う風間に「やってみなきゃわかんねえぜ！」と一気に変若水を飲み干す



「だめぇぇぇぇーーーーーっ！！！」

しかし、土方の髪は真っ白に

「まがい物だと？俺たちは今までも散々武士のまがい物として扱われてきたんじゃねえか
だけどな、何があっても信念だけは曲げねぇ
まがい物だろうがなんだろうが貫きゃ真になる筈だ」

羅殺の俺がおまえを倒せば本物になれると。
すると今度は押し勝ち、風間の顔に傷を付ける

鬼の如き形相で風間と戦う土方
それを止めたのは山崎と天霧だった




「何をしているんですか？副長
あなたは頭で俺たちは手足の筈でしょ？
手足なら無くなっても替えはききます。ですが頭が無くなってしまっては」

その場に倒れる山崎
彼の言葉と駆け寄った千鶴の声に我に帰る土方
風間も天霧に言われその場を立ち去る

「この決着は必ずつけるぞ、土方歳三」


そこに駆けつけた斉藤達

「この俺が隊士を犠牲にして生き延びる事になるなんてな」

そして井上を埋める墓穴を掘る土方と斉藤
すると近くに転がっていた３人が井上の仇とわかっていた土方。
それがわかっていたのは千鶴が風間に刀を向けていなかったから。
それでもどうにもならない感情を見透かしたように挑発する風間に止められなかったと。

井上を埋める際、千鶴は井上から頼まれた言葉を伝える
井上の墓標に大阪城に入ると伝える土方


絶対に負けは無い・・・その思いで入城した大阪城
しかし、新選組を待っていたのは残酷な事実だった

土方達が到着する少し前に、慶喜が会津藩主と江戸に向かったのだ
呆然とする土方達
それだけでなく武器弾薬も兵糧も残り少なく、さらに羅殺隊も例の銀の弾丸に数を減らしていた。
まさに八方ふさがり

しかたなく、山南の言葉に従い新選組も江戸に引く事となった

「クソったれがっ！」


船の中では苦しんでいる山崎
そんな中、看病する千鶴に自分が渡した帳面を持っているかと問う彼に、ちゃんと持っていると見せる千鶴。

「雪村君・・君にしか成せない事を成せ
みんなを・・頼む」

その言葉にわざと明るく振る舞い、言葉をかける千鶴

「いつまでも横になって楽をしているわけにはいかない・・か」

しかし、薬蕩を用意する彼女の姿がだんだん歪んでくる
そして振り返った千鶴は湯呑を落としてしまう

この落ちた湯のみが割れる音が無音だった事。流れるＥＤ曲
絵だけで見せる千鶴の号泣と叫び

もうダメでした・・・
井上さんの時は辛うじて我慢したのに(>_<)
この事だって知っていたのに号泣
涙が止まりませんでした。
山崎もかなり好きキャラだっただけにゲームじゃ泣かなかったのに・・・

山崎を水葬にし、それを見送る新選組
もちろんそこには近藤も沖田の姿もある

沈んでいく山崎
それを見た新八は「犬死じゃねえか！」と

１人甲板に立つ土方に千鶴は問う

「犬死なんかじゃ・・ないですよね？
無駄に死んだ人なんか１人もいませんよね？」

「当たり前だ。
江戸に戻ったら喧嘩のやり直しだな」



はあぁぁぁーーーっ！終わってしまいました。
予告として２期場面のちょっと出しを。
しかしこの緊張感、やはり１クール開けないでやって欲しかったです。
途中から２クール使わないと終われないのはわかっていただけに、これからますます緊張感と土方と千鶴の恋の行方が明確になってくる分続けて欲しかったですが、決まってるだけイイのかもしれませんね。


２期は真面目にティッシュ片手の視聴になりそうです。
そして、せっかくの最終回
全体的には絵の崩れも少なかったと思われた「薄桜鬼」でしたのに、ここにきてちょっとガックリ映像で残念(>_<)
特に引きの顔が酷い
それと、全体的に風間の顔がやや幼めだったのも残念！
もっと色っぽい彼が見たかったですね～

でも、ゲームでは静止画面だった部分も全く同じ絵が動き、そしてその中を登場人物達が喋り動いている・・・
アニメならではの高揚感はイイもん見せて頂きました！
１０話辺りから最初の頃のゆったりした流れのツケか？大急ぎの展開になってしまったのが残念でしたが、是非２期はその辺を考慮して制作して頂きたいです！


アニメと同時進行でゲームを始めた事でいろいろゲームと絡めたうるさいレビューとなりましたが、お付き合いありがとうございました。
また２期で♪




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