SOLILOQUY

おとめ妖怪 ざくろ　第二話「あか、煌々（こうこう）と」



人間からの依頼で初の妖人省の仕事に出かける西王母桃達






公式ＨＰより



妖人省発足後、同じ屋根の下、なんともぎこちない 人間・半妖・妖人の共同生活が始まっていた。バテレン文化や、実は妖人嫌いの軍人“総角 景”が自分の生活に入ってきたことで苛立つ西王母桃（ざくろ）。ところがそんな折、「西洋風の宿泊施設 “ホテル” の建設を脅かしている妖人を調査して欲しい」という依頼が入る。早速、西王母桃たち7人は建設中のホテルに向かうことになるのだが--。




柿を取ろうとしている幼い西王母桃と心配そうな顔の薄蛍
ところがやっと１つ柿を取ると、いる筈の薄蛍の姿が消え、下からは得体のしれない者達が西王母桃目がけて柿の木を上ってくる


柿の木に無闇に上ってはいけない
柿の木は黄泉の国へと続いているーーー

足元の枝が折れ、そのまま水中に落ちてしまう西王母桃



それは夢
西王母桃に話しかけた声は母の声



朝食・・・
西王母桃以外は牛乳に馴染み始めているが、どうしても西王母桃だけはダメ(>_<)
すると突然景は懐から蝋燭を差し出した
狐との半妖と聞き蝋燭が好物かと気を利かせた・・・・つもり？（苦笑）

「んなわけないでしょーーーっ」

これで完全にキレた西王母桃は食事もそこそこに出ていってしまう

「私はキッパリ狐だけど蝋燭なんざ食べないね」

櫛松さん、とどめです（爆）
これでも景的には妖人に対していかに無知だったかを思い知ったので、文献を調べてきての言動だったのだ。
妖人を恐がっているのではなく、パートナーとして理解したいと



「殊勝な心がけやでぇ～」

褒めてくれたのは豆蔵と桜、桐だけ（笑）

でも、やっぱりまだ石になってますけど



櫛松の召集で、妖人省として初の仕事に出かける西王母桃達
初めて見る機関車などみんな大はしゃぎしている中、西王母桃だけは・・・


今回の依頼は建設中のホテルに妖人が出るという事で調査してくれという依頼でした。
ところが、長々と自慢話を聞かされた挙句、調査ではなく妖人退治を依頼される

妖人相手に話し合いなど必要ない
依頼主の言葉にキレそうになる西王母桃
一応、やり方は任せるという事になったが・・・


とりあえず、チームに分かれて調査する事に。

「西王母桃くぅ～ん」

まだ怒っている西王母桃は別行動を提案する
しかし、まだ妖人が恐い景は１人にしないでと言うが

「私と２人の方が恐いわよ」と脅されてしまう



「地脈が乱れています」

薄蛍が何かに気付いた
しかし、調査に夢中になり木材に足を取られてしまう。
倒れそうになった彼女を助けたのは利剱

「不思議だな」

こんなに華奢なのにあんなに見事な戦いが出来るとはと感心する利剱

「西王母桃がいるからなんです」

実は別々の場所から櫛松に連れてこられた薄蛍たち。
しかし、西王母桃の傍にいるようになって本来の妖力に目覚めた

「西王母桃は私たちにとって特別なんです」

すると、突然材木の向こうに怪しい気配が



一方、雪洞達
なんと、この短期間で雪洞と鬼灯を見分けられるようになっていた丸竜に大感激の２人。
ところが、こちらにも上から材木が落ちてきた！

よく見ると何か妖人の姿が



一方、こちらは必死に西王母桃を探す景と一緒に付いている豆蔵
・・って豆蔵、景のお尻に触りませんでしたか？（爆）
すると景達の前にも妖人らしき影が！
そしてその影から出現する妖人


ところが、脅かしはするものの襲いかかってこない


「兄ちゃんにこんな情熱的に抱きしめられるとはな・・」

豆蔵・・・
こんなところで人間と妖怪のＢＬですか？わははっ
って死にかけてませんか？（≧ｍ≦）ぷっ！



そこへ、西王母桃以外全員が揃った事でその妖人は逃げ出していく
追いかけるとその先にいたのは西王母桃
彼女の姿を見ると、再び実体化させた妖人は西王母桃に迫る

「落ち着いて。戦う気なんてないわ。話し合いに来たのよ」

しかし、どうやら妖人はその言葉が信じられなかったようで

「そう。じゃ、しかたないか」

景は西王母桃と対峙している妖人が怯えているように見えた


「散切り頭を叩いてみればポンと鳴るやらわんと鳴くやら
さ、お代は見てのおかえり」

豆蔵を呼び、桜の枝を握り口上を述べる西王母桃



「いざ、妖々と参ります」

それを見た景は必死に止めようとするが・・・

しかし、西王母桃んが斬ったのは妖人ではなく柱だった
それによって建設中のホテルが全壊してしまった。
当然怒る依頼主

すると瓦礫の下から現れる妖人
西王母桃は今朝の蝋燭を景から受け取ると火を付けた


「恐がらないで。後でちゃんと闇を返してあげるから」

蝋燭を近付けると、妖人の足元に小さな妖人が。
これが本体
本当はとても気の弱い妖人だったのだ

「おいで」

西王母桃の言葉に頷き掌に乗る


「この辺りに小さな社があった筈だけど？」

その社がこの小さな妖人の住みかだったのだ
自分の家を無くした為、脅かして追い出そうとしていたのだ
文明開化のせいで明るい光が夜にも灯るようになったが、この妖人に明るい光は苦手。
他の妖人達の住処も失われつつある。
妖人は恐れられると共に敬われてもいた。だからこそ共存出来たのに

「文明開化も結構だけど、大事なものを失ったら」



「ふざけるなっ！」

妖人省と言いながら化け物の肩を持つ・・・所詮妖人だ！依頼したのが間違っていたと罵る依頼人
そして周りを見ると、西王母桃の言葉を理解していない人々
景が間に入るが、頼んだのは妖人退治だと言い張る依頼人
そして妖人などいなくなればいいとひそひそと話しあう人々


「何の騒ぎかな？」

声をかけたのは花楯中尉
話を聞いた花楯は依頼人に社を元通りにするよう命令する
妖人省の問題は陸軍の問題でもあるので、軍用の代用地と工賃を負担すると提示する
丸竜は花楯の独断を心配するが

「これは重要な事だからね。妖人と共に手を取り合って時代を作っていく為の」

そう言うと、西王母桃に近付き声を掛け握手を求める花楯

「文明開化も重要だが、忘れてはいけない事がある。
教えてくれたのは君だよ　西王母桃君」

そう言う花楯に頬を染め、手を差し出す西王母桃


「素敵～」
「えっ？」


人間にも妖人に歩み寄ろうとしてくれる者がいる
その事に喜ぶ櫛松と雨竜寿


そして西王母桃もまた花楯に出会った事で人間の見方が変わったと言うと、何故か面白くなさそうな態度の景

「どうしてロクでもない人間の為に君達は戦うの？」
「ここが私の居場所だから」




今回のエンディングは雪洞・鬼灯そして丸竜のお当番。
ラジオの方で利剱と薄蛍のも聞いていますので、もしかしたら３パターンなのかな？
今回のはとても軽快なエンディング曲でした(^^)





結局、本編には絡んできませんでしたが、冒頭の柿の木にまつわる夢が気になりましたね。
そして各々別々の場所から集められたという西王母桃達。
そのうち過去編もあるのでしょうか？
まずは西王母桃の過去が次回見られるのでしょうか。

景の様子の変化が面白かったですね。
相変わらず豆蔵他の妖人はダメみたいですが、花楯の登場で嫉妬してるっぽい表情や、理解しようと努力する姿にちょっとだけ感心してしまいました（だけど、蝋燭は・・・ねぇ／笑）

やっぱり近藤さんの大石ボイスは優しくて素敵です～


さて、次回は西王母桃と景の２人っきりの任務のようですが、さてさてどうなりますか




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