SOLILOQUY

心霊探偵　八雲　第９話「つながる想い ～光～」



今回でこの事件も完結
それにしても、八雲的にかなり重要というか転機になった事件じゃなかろうかと。
どうしてもサクサクと進んだ感は否めないですが、とにかく今回の事件が一番面白かったです。
いっそ今回が最終回でもよかったんじゃ？位の勢いを感じました。




眠りから覚めた晴香
するとドアの向こうに人影が
（度胸があるのか？慣れなのか？悲鳴もあげずに落ち着いたものです(^^ゞ）

「八雲なら無事だ」

そして八雲からの伝言を伝える
誰だかわからない男に八雲の居場所を訊ねる晴香

長野

場所は教えてくれたものの、狙われているから動かず八雲の帰りを待てと言って消えるが・・・


それではいとおとなしく待ってる子じゃないわな
何しろトラブルメーカーですからね
当然、アパートを飛び出して長野に向かう晴香
それを影からほくそ笑む美雪



「梓よ、おまえは弱い女だ
そこで見ているがいい。八雲が闇に飲み込まれていくその様を」

八雲が触れようとした壁に触れ、そう言って笑う赤目の男



一方、必死に手掛かりを探している石井達
調書からは手掛かりらしきものは見つからない。落ち込む真琴だったが、まだ畠先生がいると言う石井

何だか人が変わったみたいですね～(^^ゞ

そして畠のもとに行ってみると畠は七瀬一家殺人事件で行方不明の美雪の当時の写真から今の顔をシュミレートしていた
その顔は星野由紀子にソックリだった
そして畠も見覚えがあると１枚の写真を見せる
そしてその写真を見た途端、後藤と八雲が顔色を変えたと。

その話を聞いて飛び出していく石井と真琴
美雪と２人には接点があると感じた石井。そのまま署には戻らず、美雪の小学校時代の担任の家へと向かう

担任は振り返る
昔、絵を描かせたら不思議な部屋を描いた美雪
それは美雪の父が作ったという秘密の小部屋だと説明する美雪

「お父様が私と遊ぶ為に作ったの」

しかし、捜査資料にはそんな部屋の存在は記されていなかった
そこに後藤はいると確信した２人は七瀬邸へと向かう

どこにそんな部屋があるのか？
それを手引きしたのは武田

導かれるまま本棚を探ると本棚が動き、中に隠し階段が！

降りていくとそこには想像どおり縛られた後藤の姿が



「奴らは八雲の目の前で晴香ちゃんを殺そうとしてやがる！」

助け出された後藤は石井と共に車で長野へ

どうして敵の目的を知っているのか？
後藤は武田に聞いたのだと言う

突然現れたあの武田は幽霊だった


「私の力は尽きようとしている。そこであなたにお願いがあります
１５年前、幼い八雲を助けてくれたあの夜のように２人を助けて下さい」



長野駅前で母親と合流した晴香
車で梓を見つけた場所まで進む母娘

本当に来てるの？
母の問いに「わからない」と答える晴香
だから確かめないと・・と。

「お母さんはここで待っててくれる？」

小さい頃からこうと決めると曲げないと知っている母親は晴香を送り出す。

「危険だと感じたら無茶しないですぐに戻ってくるのよ！
いいわね」


真っ暗な森の中に入っていく晴香はやっと１つの建物を見つける
そして導かれるように一室に入り、そこで八雲を見つける

頬に触れると冷たい

「八雲君、お願いしっかりして！
こんな所で死んじゃダメだよ！」

みんな心配してると
自分だって・・・

「八雲君に聞きたい事沢山あるのに！
私の気持ちも知らないで酷いよ！許せないよ！」

八雲の顔をビンタする晴香

「諦めないで八雲君！絶対諦めないでっ！」
「君は相変わらずおっちょこちょいだな
僕は生きてる。勝手に殺すな」

八雲に縋りついて泣く晴香


えっと・・・本当なら感動のシーンなんでしょうが、どうしてこうもむかっ腹立つんでしょうか？（笑）
いやだって、普通こういう時ってすぐに縄を解きません？
しかも、勝手に死んだと勘違いした挙句に勝手にキレてビンタですよ！
八雲も何許してるんだか
感動シーンなのに一番納得いかないシーンってどういう事？



薬のせいでまだクラクラしているという八雲に肩を貸して外へと出る２人
その２人を待ち構えていたのは美雪

そしてやっと梓が監禁されていた家に辿り着いた後藤達
美雪をジッと見ていた八雲は美雪の背後に後藤の姿を見つけ、こちらに引き付ける為に七瀬一家殺人事件の真犯人について訊ねる

なんと！犯人は美雪本人だった

祖父と母の間に生まれた美雪（これもかなりの衝撃）
そんな美雪を父はとても可愛がった・・・隠し小部屋で（何か如何わしい事してたとか？）
とにかく、美雪を犠牲にする事で家族というものを保ってきた七瀬家

そんな時、赤い目の男が美雪の前に現れた
そして家族全員を殺したーーー

あとは武田を犯人に仕立てるだけ
それは赤い目の男がフォローした
宮川を生かして帰したのは武田の犯行だというのをもっと色濃く演出する為だった


「逃げろ！」

後藤が美雪を背後から押さえ、その隙に逃げ出そうとした八雲と晴香だったが、赤い目の男に道を塞がれてしまう
後藤も美雪のスタンガンで倒されてしまう

「まずは足だ」

弓を晴香の膝に向ける美雪
絶対絶命(>_<)
しかしその時、ペンダントが光る
そして急に動けなくなった美雪

八雲が見ると美雪を押さえ込んでいたのは母、梓だった

「母さん・・・」
「梓、全てを明かすつもりか？」
「話してくれるんだね？」


１５年前、八雲と梓に出会った武田は結婚を申し込んだ
しかし、その直後に七瀬邸の事件
必死に八雲を育ててきた梓の心が武田逮捕によって壊れかける
さらに追い打ちをかけるように赤い目の男が囁く

「自分と同じ赤い目を持つ八雲は、いずれ武田よりも多くの人間を殺すだろう」と。

一方、裏で口封じの為に赤い目の男は武田を殺害し埋めていた
絶望で我が子の首を絞める行為に・・・


「真実は常に人を傷付ける」

梓が自らの意志で八雲の首を絞めたのは厳然たる事実だと
しかし

「そんな事はどうでもいい
僕という存在を忌み嫌っていなかった・・・それだけわかれば十分だ」

そして晴香に母の言葉を伝える　　勇気を貰ったと。


ここで長野県警のパトカーのサイレンの音が

「僕には見えない絆で繋がった人達がいる
僕は独りじゃない。命のある無しにかかわらず思いを繋いだ仲間がいる
だから、あなたには負けない」


「それはどうかな？」

息子の心を闇に落す事に失敗した赤い目の男は美雪が作った隙に乗じて２人で逃走してしまう。




家から梓と思しき遺体が見つかった




無事戻った後藤は石井１人で見つけたのか？と問うと、真琴のそして晴香やみんなから力を貰って見つけ出したと言う石井

「おまえイイ顔になった」



そして八雲と晴香は八雲が印を付けていた廃墟ビルの前に立つ
ここに武田は埋められていた
そしてこのビルは梓が八雲の首を絞めた場所でもあった

「そのペンダントが、母を思う武田さんの魂を呼び醒ましたんだろう」


そして花を手向け、八雲、晴香、一心、奈緒、そして晴香の母は手をあわせる
そこに現れる梓と武田

「そのペンダントを大切にして欲しい」
「はい」

八雲を通して伝えられた梓の願いに答える晴香
そして梓は我が子に向かって手を伸ばす
愛しそうに頬を撫でる

「もう、逝くんだね？」

少し寂しそうな息子に微笑みながら梓と武田は消えた

「ありがとう、母さん」





サクサク進ませる為に、今回一番働いたのは武田氏じゃなかろうかと（苦笑）
もう迷う暇すら与えてくれなかった感じでした（笑）

赤い目の男には逃げられましたが、八雲がある意味一番不安に思っていた母に愛されていなかったんじゃ？という疑問は全て母の言葉から払拭されたようで本当によかったです。

しかし、相変わらずこのアニメでの晴香の動かし方がイマイチ納得いかないというか
今回、ますます嫌になっちゃった気がしますよ～(>_<)
もっとただのトラブルメーカーじゃない！ってとこを見せて欲しいんですけどねぇ
じゃないと、未だにどうして八雲がこの子を容認しているのかがわかんなーい(>_<)

しかも、この子にしてこの親あり？
まぁよくもあんな暗い森へ娘１人でホイホイと行かせるものです(>_<)


あ！ＯＰ＆ＥＤ曲をフルで聞きました♪
全部通して聞くとなかなかイイ曲ですね～♪




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