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2013.09.24
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八犬伝-東方八犬異聞- 第25話「追駆」


「さぁ、出でよ伏姫」

いよいよ、姫の真の思惑が!


あらすじはコチラ



ぎゃあー!この辺は雑誌で追いかけていないので原作どおりなのかちょっとわからないのですが・・・。
最終回に向けていよいよ大きく展開が動いてきました。





荘介が倒れたと聞いて駆けつけた浜路。
脈も呼吸も少しずつ弱まってきていると要は説明する。

「荘介の義の玉が、持ち主として蒼を選んだと言うことなんだな?」

おそらくと答える莉芳。
もともと、魂が半分しかない荘介の存在は危うかった。

「欠けた魂は、いずれあの世に引き込まれる」

その言葉に一同言葉もない。

「俺のせいだ」

蒼に玉を奪われたから・・・

sousuke6

「荘・・・目を覚ませ!」

目を開けない荘介にまだ玉を奪われた事も、思わず怒鳴ってしまった事に対しても謝れていない思いを心の中で呟き外へと出て行く。



街の中を九重と歩いていた毛野は、昼間にもかかわらず、やたらと妖が増えているのに気付く。

「まるで帝都に集まってきているようね」

そんな話をしていると、道1本向こうを必死に駆けて行く信乃を見つける。




「蒼!いねえのか?!」

以前、蒼に玉を取られた場所に行ってみるも姿はなく。
村雨を飛ばしたり、街の人に蒼の特徴を話して訊ねたり。しかし、情報は得られなかった。

「その男なら知っててよ」

見知らぬ女が声をかけてきた。ついていく信乃。
ところが、人気のない場所でその女は突然正体を現す。 妖だった。
だが、信乃はわかった上で妖なら知っているかもしれないとついてきたのだった。

食おうと襲いかかる妖と信乃の間に割って入ってきたのは毛野。
しかし、まだ聞き出せていないと斬るのを止める信乃。しかし、妖だけでなく大量のネズミまで出現。

って、ネズミはダメなんかいっ!信乃ヾ(ーー ) オイッ

大物ではないにしろ、この事態・・・と思っていたら、那智に言われて探していた楓が窮地を救ってくれた。
妖も、喋る気が無いとわかると村雨で倒してしまう。


帝都に妖が集まっているようだと九重が言っていた事を含めても、外にいない方がイイし、荘介自身が喜ばないと言う楓だったが、どうしても玉を見つけたい信乃は、楓に玉の在り処を探してくれと泣きつく。
しかたがないと引きうける楓。



その頃、蒼もまた教会の周りに物騒なのが集まりつつある事に気付いていた。

「わらわは退屈が大嫌い」

軍が駆けつけてきたらヤバくない?と蒼が言っても平然とした様子の姫。



楓と別れた信乃は古那屋に滞在中の仁と大角に荘介の事を伝える。

「兄弟とはそうしたものだ」

元気そうだったのにと驚く仁に我慢していただけかもと辛そうな顔をして信乃に大角はそう答える。

「血の繋がりだけが絆じゃない」

その言葉に、今まで何があってもいつでも一緒にいてくれた荘介を思い出す。
そして、常に信乃優先で、自分の事は二の次にしていた荘介。

そこに、玉を調べてくれていた楓が戻ってきた。
帝都に玉は8つ揃っており、1つが古城地区の教会にあると知らせてくれた。
その教会に妖たちが集まり始めている事も。
そう聞いても、そこに行こうとする信乃。楓は止めるが

「当たり前だろ」

迷いなくそう言って出て行く信乃に続くように、仁と大角も立ち上がる。
蒼がいるなら当然と毛野もそれに同行する意思を見せる。
そして毛野は、現八と小文吾に伝えろ楓に頼む。

megu

今回、一番の笑いどころは、楓を喰おうとして踏みつけられためぐの姿?(笑)


しかたなく現八と小文吾に伝えるが、今度は莉芳に伝えて欲しいと頼まれる、お使い猫・楓さん(爆)



それにしてもなんと間が悪い(^^ゞ
道節もまた偶然寄宿舎に寄り、事情を聞いて里見の屋敷に顔を出していたのだ。

「おチビは古城近くの教会に行ったぞ」

そしてまたそれを教えちゃう那智さん(^^ゞ

本部の方針で閉鎖している教会。そして現在、妖たちの巣窟になりつつあって・・・。
ますます、本部の上層部が何を仕出かそうとしているのか?気になって莉芳に知らせて来ると出掛けて行く那智。

それを聞いていた浜路はますます心配そうな顔になって。
妹の為に、何も頼まれたわけじゃないのに様子を見て来ると屋敷をあとにする道節。




教会に到着した信乃達。
一見、誰もいないように見えるが、妖たちの気配はプンプンしていた。
地下へと降りて行く。

仁と一緒についてきた棗目は嫌な感じがすると声をかける。


墓地らしきその場所にはたくさんの髑髏が積み上げられており。

「信乃、来ちゃったんだ」

蒼が待ちかまえていた。
蒼の左目が金色じゃない事に驚く。

「玉は俺を選んだ」


そこへ「ようこそ」と声を掛け出て来る姫。
その姿に驚く信乃と大角。あの人形ソックリだったからだ。

わらわは玉梓

歓迎するわ、伏姫の剣士たち」


やはり玉梓でしたね~!
玉梓が怨霊です!!(懐かしい)

そして、ろうそくの火に指をかざし、ふぅと吹きかけると、青い炎となり死人たちが動き出したのだ。

そんな中、信乃は改めて玉を返せと言う。しかし、蒼はもう自分の玉だと拒否。

「なら、力ずくでも返して貰う」

村雨を取り出し、蒼と剣を交える。

「荘介の命がかかってる!」

しかし、蒼を殺したら荘介もどうなるかわからないと言う蒼に死なせない!と言う信乃。

「悲しいね。今は俺が荘介なのに」



その頃本部では上層部の連中が集まって何やらやっている様子。

「どういう事です?」

指示していたのは例の古城地区の教会。
そして妖たちが集まってきている場所。しかし、それが狙いだと言う上層部。

「新たな結界を手に入れる為に、人柱ではなく妖を柱にする事にしたのだ」

それが目的?!Σ( ̄ロ ̄lll)

教会本部はいかなる時でも絶対でなければならない。
その為に妖に人々が犠牲になっても致し方ないとフェネガンは平然と答えた。
そこに信乃たちの件を知らせに来た那智が。

2人して辞そうとするが、結界を壊されてはならんとリリスが立ちはだかる。



「少しは退屈せずにすみそうね」

倒しても倒しても次々と死人を動かしていく玉梓。
そこに遅れて現八と小文吾が現れ、鬼と化して死人を倒していく。

「これで7人・・・」

玉梓は8人揃うのを待っている感じで。


玉梓に斬りかかる仁。
ところが、ここで思いがけない人物が仁に襲いかかる。 葉月だった。

そうそう!この辺も原作と変えちゃってますよね。
原作では妖が器状態の葉月の中に入っちゃって、今や別人格なのに(^^ゞ
それと、蒼と同行してる身なのにね。
しかし、現れた葉月の表情はやはり器のままで、ただ操られている感じ。


棗がそれはもう葉月ではないと言い聞かせるが、身体が動かない。

「無理だ。わかっていても葉月の顔をした者と本気で戦う事は出来ないさ
一度繋がった絆は容易には断ち切れない」


それは信乃も同様の筈。

それを振り切るように剣を振るう信乃だったが、どうしても蒼と荘介の顔がダブってしまうのだ。



「8つの玉揃いし時、呪われし魂は目覚め定めが動き始める
揃ったようね、八剣士と8つの玉よ」


まだ7人しかいないというのに突然そう言い始める玉梓。
見れば、道節が到着してしまったのだ。

dousetsu4

「犬山道節、推参」

道節ってこんなキャラ?Σ( ̄ロ ̄lll)

思ったより早く獲物が揃ったとニヤリとする玉梓は扉を閉め玉を奪っていく。
その中には当然、蒼が持つ義の玉も含まれていて。

「時は満ちた」

玉達から光が発せられるとそう言ってベールを取る。すると、信乃達の足元に陣が現れる。
それと同時に毛野は心臓を押さえて苦しみ出し、村雨は消え、現八と小文吾も人間の姿に戻り、雪姫と棗目も、命命の印も、大角の額の邪眼も消えてしまった。

それと同時に、眠ったままの荘介の体温が急激に下がっていく。



この結界の中では力は使えない。使えるのは祝福を受けた者たちだけと言う玉梓。
そして言葉通り葉月が仁に向けて剣を振り下ろそうとしていた。
それを庇って斬られたのは信乃。
大量の血を流し倒れてしまう信乃。慌てて駆け寄ろうとした現八と小文吾は・・・足が透けはじめ駆け寄れない。


「さぁ、出でよ伏姫」

ワクワクした表情で、伏姫を自分の身に取り込もうとしていた。

この世界を奈落の底に叩き落とす・・・そう言った彼女に、させじと必死に立ち上がり向かってくる信乃。

tamazusa

彼を見て、わらわの子の器に相応しいと小瓶に入れてあった聖水を飲ませてしまった。
それは本来の魂を奥底に閉じ込め、玉梓の子の魂を入れる器にしようとしているのだ。
それは知らなかった様子の蒼が慌てて止めるも時既に遅く。

強引に飲まされた信乃は、荘介に謝らなきゃと呟きながら意識を手放したーーー。




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Last updated  2013.09.25 01:03:10
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