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2013.11.20
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カテゴリ:弱虫ペダル
弱虫ペダル 第7話 「追いつきたい!」


「選べ!おまえの道を」

ロードレーサーを手に入れた坂道。
果たして今泉や鳴子に追い付けるのか?



公式HPより


幹の乗る車に積まれたロードレーサーを手に入れた坂道。ロードレーサーに初めて乗るにもかかわらずフラつくこともなくまっすぐ走り、周囲を驚かせる。その性能に感動しながらも、遅れを取り戻そうと必死に今泉達を追いかけるが、金城からは、このままでは二人に追いつけないと告げられてしまう。



ロードレーサー歴1年の男性とその彼女?の前を総北高校自転車競技部の1年生たちが次々に走り抜けていく。
ダントツで早いのは今泉と鳴子。遅れてついていく3人・・・・と、かなり遅れて上がってきたのが坂道。
だが、それを見ていた少女は坂道の走りを一番早く感じる。




楽しそうに走っている坂道。
それを後ろから見守りながら巻島と田所は、坂道の走りに驚きを隠せない。
ロードレーサーに乗り換えた途端、今までとは比べ物にならない走り。
それどころか、坂道になっても全くスピードが落ちないのだ。

まずは桜井を捉える。
重いと感じている桜井に対し、軽いと感じている坂道。
杉元に置いていかれるどころか、引き離していた筈の坂道にアッサリ抜かれる。
それだけでなく、その先を走っていた杉元すらアッサリ抜いてしまった。
その事に感心する3年生たち。


「アイツの速さの秘密はなんだ?」


そんな事など露知らず、「楽しい!乗ってるだけで楽しい!!」を連呼しながらペダルを漕ぎ続ける。
今までの力で倍走るロードレーサー。カーブも思い通り と。
だが、3年生からすれば無茶苦茶なライン取り。
倒し過ぎてペダルは地面にぶつかってるし。それでも倒れない。速度が落ちない。
だいたい、本来なら勾配があまり変わらないラインを走るもの。

「前しか見てねぇな・・・最短か」

そう。坂道の目標は遙か前を走っている今泉と鳴子に追い付く事だけ。

「ハートが・・・気持ちがエンジンの力を50%にも100%にも・・時には200%にもする。
心の走り」


幹は心の中で、坂道の心の強さを褒め速いと賞賛する。



「僕は必ず追い付く!」

そしてとうとう、川田をも捉え、ダントツのピリから3位まで順位を上げる。
ルール違反までして死守した3位のポジションを、いつの間にかロードレーサーに乗り換えていた坂道に抜かれただけでなく、自分を見ようともしない(心の中に川田がいませんからね~(^^ゞ)坂道に思わず叫び声を上げてしまう川田。



いよいよ、本格的な山岳セクションに入った。
ここから山頂までは平たんな道も下りも無く、ひたすらガンガン上るのみ。

「今、小野田君を走らせているのは、イメージの中にいる今泉君と鳴子君
そのイメージを実現させる事が彼の最大のモチベーション」



だが、ここで巻島が口をはさむ。

「甘いね、お譲ちゃんは。
自転車レースはそんな甘いもんじゃない」


アイツは絶対に今泉達に追い付けないと断言する。
それは、序盤の約3分の遅れ+自転車を乗り換えた際の5分の合わせて8分。
向こうが止まっているならいざ知らず、相手も凄い速さで動いている。
その場合、絶対に追い付く事はない と。
せめて、現在、イッパイイッパイなケイデンスを10上げないと。

ムッとしたような顔をしながらも、巻島先輩の言う通りだと思う幹。
しかし、上りのケイデンスUPは体力を奪う。



「ボトルを渡したい」

金城は、通司に車を寄せて欲しいと頼み、坂道に水分補給が出来るようにとボトルを渡す。
ジッと坂道の走りを見ていた金城。
ここで、坂道にある選択をさせる。

「現状では、鳴子や今泉に追い付けない」

坂道をここまで走らせているモチベーションを、今ここで根こそぎ奪ってしまう一言。
なぜ、今なのか?
必死に否定し、さらに加速しようとする坂道に金城は、このまま追い付くために加速したら、確実にリタイアすると言い放つ。
それと同時に、今のスピードをキープすれば初ロードで初心者が3位で完走できると甘い餌をぶら下げる。

3位・・・運動音痴の坂道からすれば、表彰台に上がれる程の快挙。
それ自体はとても嬉しい。


「でも・・・」


すると金城は2つの選択肢を坂道に突き付ける。

ペースを上げて途中リタイアするか
それとも、このままをキープして3位で完走するか

「選べ!おまえの道を」

金城の問いに坂道血は迷わなかった。
たとえ、リタイアするかもしれなくても2人を追いかけると。
その言葉に、あと30回転ケイデンスを上げろと命じる。

さっき、巻島は10回転って言ってたのに・・・Σ( ̄ロ ̄lll)


そしても坂道は言われた通りケイデンスを上げていく。
リタイアと隣り合わせのチャレンジだった。
今泉たちと走る為の方法がこれしかないのなら・・・



「どうする?最後尾に戻る?」

それとも坂道をこのまま追いかけ続けるか?
どこか面白そうに訊ねる通司に、このまま坂道を追いかけて下さいと頼む金城。

残りの1年に関しては、既に2年がフォローに入っていた。
通司自体が坂道の結果を見届けたいと思っていたのだ。

最後尾からトップを狙う初心者。
もし、出来たならウェルカムレース史上初の大逆転劇となる。

「最強初心者の登場だ!」



一方、坂道が追いかけている2人は・・・
今泉が鳴子がどのくらい走れる奴か探る走りをしていた。
鳴子がスピードを上げれば今泉も上げ、落とせば落とす。
それが山岳セクションに入ってからずっとこの調子なのだ。

御堂筋に焦点を定めている今泉
そして自分を涙を流しながら送り出してくれた友人と約束した、華々しいデビューを果たすと誓う鳴子

「優勝は
「コイツにだけは」

「「譲らない!!」」




ところがこの2人、道の途中で異様にハイテンションな男と出会う。

pierre

最初はただの賑やかなオッサンとしか思っていなかった。
その男性が突然倒れたまま動かないので駆け寄ってみると・・・


この男性、実は自転車競技部の監督だった。
2人各々の欠点をズバリ口にする。

「探り合いもイイが、このレースはあなた達2人でやってるんじゃないですよ。
もう一人、黙々とクライムしてくるボーイがいるよ」



「最初にゴールした者が勝者です」

男の言葉に慌ててロードレーサーに跨り、2人は再び走り始める。
自分たち以外にこの坂を上がってくる者・・・?


「来とる・・・アイツが?」



そして、必死にただ2人に追い付くため。一緒に走るためにペダルを回し続ける坂道。

「今泉君、鳴子君、追い付くから待ってて!」




Cパート・・・

3men18

部室の掃除をしていて見つけてしまった1枚の写真
こ、これは隠し・・・芸?(^^ゞ



十二分に、今の坂道の持つ力をロードレーサーに乗り換えた事で見せつけた坂道。
3年生はかなり注目した・・・筈。
だけど、如何せんママチャリの時のを入れて8分間の差を前に・・・金城先輩、ズバリと言ってくれちゃいましたよね。
でも、現実を知る事も必要だったし、金城的にはさらに坂道がどこまでやれる子なのか見たかったのかも。
なんとなく、3年生の中で一番坂道を買っていてくれたのが金城という感じがしなくもなかったし。
でも、死と隣り合わせならぬ、リタイアと隣り合わせの走りをし続けている坂道は、この後、どうなるのか?
もしかしてピエール監督の倒れたのも、2人と坂道の差を縮める為にワザと倒れてみせたんじゃ?とまで思ってしまったり(なははっ)
完走は無理でも。2人と共に走れる時間が僅かだったとしても・・・追い付いて欲しいな!坂道君!!







ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201311/article_23.html




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Last updated  2014.06.18 17:10:55
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