カテゴリ:ミネラル徒然
松原先生の「鉱物ウオーキングガイド」に掲載されているデュモルチ石の美しい青に
心魅かれる人は多いと思う。 もっとも、今ではあんな綺麗な石は残ってないだろうなぁーと思いつつ。。。 金曜の夜に、突如思い立ち、出発する。 目指すは、栃木県の百村! ロウ石鉱山跡に、行ってみよーー(≧∇≦)ノ この季節、さぞや紅葉が美しいに違いない。 一人で石拾いだけするつもりで準備していると、犬とあっきいがどうしてもついて来ると。 まぁ、いいけど、君らは採集の間、車で待っててくれるなら・・・ ほとんど寝ないで、東北自動車道をひた走り、黒磯板室I.Cで降りたら、板室温泉方面へ 向かって進んでいく。 産地への入り口は、369号線沿いにあるのだけど、これがちょっとわかりづらい・・・ 正直、ふみち一人だと、わかんなかったかもしれない。 あっきいが地図を見ながら、林道入り口を見つけてくれた(^^; 最初は舗装された林道を進んでいくと、途中から、砂利道になっていく。 この辺りで、先がどうなっているのかちょっとわからないなぁー不安になり、たぶん、 目指す「広場」はずっと先だと思ったんだけど、車をとめられるスペースがある所で、 犬とあっきいには、待っていてもらうことにして、ふみち一人で歩いていくことに。 で、結局、本来なら車ではいれた「広場」まで、30分近く歩いた(T▽T) いや、いいんだ、紅葉を楽しみながら、自然散策だと思え!?>自分 途中、でっかいサルを目撃した。 林道を横切って、山に入っていったけど・・・大きなサルだったから、ちょっと驚いた。 そして、林道をすすんでいくと、「広場」に到着した。。。 広場からみた、木ノ俣川と紅葉。 この辺りは、少し見頃を過ぎていたようだけど、なかなか、風情がある。 で、産地はここから、ほんとに目と鼻の先だった・・・とほほ 崖の部分が、蝋石鉱山跡。目指すデュモルチ石は近い。 鉱山跡のズリから、川原に下りていき、西俣沢を少しさかのぼって行くと・・・ 穴がある。 元は露頭だったのかもしれないけど、今は、小さいながらかなり掘り込まれた穴だ。 のぞいてみると、奥はかなりもぐりこんで行かないとならず、泥水がたまっている。 この奥の壁を叩くっていうのは、相当な覚悟と勇気と道具がいるなぁー ![]() (最悪、崩れて埋まるんじゃないかなーみたいな。真面目な話、危ないと思います) ということで、やはりここは、ふみちらしく、ちまちまとズリを表面採集だ。 うんうん。楽チンでいいね(≧∇≦)ノ 穴の手前には、先人が努力した結晶のちょっとしたズリがあるから、そこをちまちま 掘って欠片を探すくらいなら、たいした用意はなくても大丈夫。 ふみちは、小さなスコップ(関西人はスコップって言うけど、関東人はシャベルって 言うのかな? 子供が砂場で遊んでるくらいの大きさね)を使った。 デュモルチ石の産地からみた西俣沢。 小さいものなら、青い色の石が簡単に見つかったので、見栄えの良いものを少し 拾ったら、犬たちが待っているので、早々に引き上げることにした。 苦土フォイト電気石を探している時間はなかった・・・ 帰りも30分、歩かないとならないからねー(^^; あまり遅いと、心配されちゃうし。 ここは、「広場」まで車ではいれれば、産地はすぐだし、比較的楽に採集ポイント まで行き着けるので、とても初心者向きの産地じゃないかと思う。 大物を狙うのでなければ、今でも、「デュモルチ石」と言える物は拾えるかと。 紅葉は素晴らしく、新緑の時期もまた、きっと美しいだろう。 いいところだと思った。 そして、車まで戻ると・・・あっきいは爆睡していた。 たたき起こそうとしても、起きやしない。もっとゆっくりしてきてもよかったなー そして、那須高原観光編へ続く・・・ 本日の採集品 デュモルチ石【Dumortierite:Al7(BO3)(SiO4)3O3】 小さいものだけど、なかなか綺麗な色ではないかと。 秋の空のようですね(^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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