|
カテゴリ:ワイン会・オフ会
前編より続く。
右から順に8-9-10-11 8:オーストラリア ピノノワール・リザーブ1991 コールドストリーム・ヒルズ (提供:Sponge Bobさん) 香りはアンズ、プラム、ポートワイン、飴色玉ねぎ、レモン? 味は酸味を伴う甘味と軽い苦味。 パワーは有るが余韻はしつこくなく、あっさり気味。 甘味の出方と存在感が良くも悪くもピノらしくないかも。 と言うより、よくある熟成オージーぽさが強くて美味さを理解しきれないだけか。 これはこれで美味しいし印象的だけど、やや一面的な味わい。 それでも、今回のブルピノ群よりも立派な香りの拡がりだったのは流石。 フロマージュの写真撮り忘れ たしか、カマンベール(ブリーチーズ?)とブルーチーズ 9:オーストラリア バロッサヴァレー・アンフィルタード・シラーズ 「アモン・ラ2002」 ベン・グレッツァー (提供:Sponge Bobさん) 香りは胡椒、カラメル、クローヴ、コーヒー、黒砂糖 味は甘味を伴う渋味と苦味。 これは重厚かつ濃厚。余韻まで味がそのままグイグイ伸びてくる。 「バロッサ」の「シラーズ」が「ノンフィルター」とかそりゃ濃くて当然だが、このワインからはトルブレック以上の濃さを感じさせる。 香りとも相まって甘味の印象も強く、重厚さの中にも飲み易さがある。 極端に言えばワイン味のケニアコーヒー、ガムシロップ入り。 8年経ってもこの強さならかなりの賞味期限と寿命の長さだろう。 パワー派の自分には胸にトキメくものを感じるw。 10:イタリア サパイオ2005 ポデーレ・サパイオ (提供:Echezeaux_14さん) 香りは杉、大根、カカオ、ピーマン、セロリの葉? 味は苦味と渋味。 これもオージー・シラーズに負けず劣らず重くて濃い。 苦手な野菜系の青臭い香りが強く、好みに合い辛い。 一応余韻の甘味が多少は青臭さの印象を和らげ、合わないなりにも、味は決して悪くない。 これはしばらく寝かせたいな。 熟成させれば味に甘味を送り出す余地が生まれ、香りとの相性と補正も上手く整うと思う。 11:サンテミリン・グラン・クリュ シャトー・ベルレール(ベレール)2000 (提供:ken2137) ゲェーー!!自分の持ってきたワインのグラス画像撮り忘れてる・・・。 香りは土、アンズ、プルーン、キノコ、プラム、革 味は苦味を伴う渋味と酸味。 最初は確認にテイスティンググラスで20ml位出されたが、何かが詰まった様な香りに澱混じりのワインだったのでデキャンタを通してもらった。 土っぽさに黒果実の香りを纏う、正統派右岸ボルドー。 渋味と酸味のバランスの取れた味わいで 時間経過で徐々に甘味も出てきて、バランスもさらに高度化。 ただまぁ、贅沢言えば味も香りもやや普通のノリだったかもしれない。 2000年だし充分美味しいけど、やはりまだまだ伸び代が残ってたんだろう。 でもこれはこれで変に目立ったり縮こまったりするよりかは特徴と格を見せれたし、この位がトリを飾るにはふさわしい味わいでもあるか。 3番~7番のブルゴーニュ勢が笑うしかない程に香りが振るわなかった様で、今回はオージー勢の勝利。 ブルゴーニュ派の南さんやロマネさんは「原巨人ばりの悪夢」と嘆いてましたが、ボルドー派の自分にはさほど精神的ダメージは無くw、香り弱いなりにでも結構楽しめました。 皆さんご馳走様です。お疲れ様でした。 湿度が高かった様に感じたので、それが香り成分の揮発を鈍らせたのかな? と思ったらロマネさんがこの日の異変について様々な角度からw考察してらした。 なんにせよ、“日が悪かった”んだろうなぁ。 まぁワインの世界に限らず、よくある事。 そして自分は地下鉄で降りる駅を間違え、終電を乗り過ごす事に。 「上野御徒町駅」で降りるつもりだったが、降りる予定の駅を一駅前の「本郷三丁目駅」と勘違いしてしまい通過、終電アウトー。 仕方ないので、中野坂上の友人のBARに朝までいさせてもらい(朝4時までやってるので)、始発帰り。 うん、今日は日が悪かった(←電車の件は自分が悪い)。 自分の場合、かがり火を23時以降に出ると電車が相当タイトな時間進行になるので閉店の10分~15分前には出た方が良い事を学習した。(東京タヴァーンならもう少し余裕がある) この経験を次回以降に活かそうと思うw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ワイン会・オフ会] カテゴリの最新記事
|