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カテゴリ:ワイン会・オフ会
9月10日、東京の「びすとろ かがり火」にてワインoff会に参加させていただきました。
hidepxさん と zzz.santaさん が欠席となってしまったのが残念でしたが、今回はおおむね顔見知り同士が集まった感じでしょうか。 自分はEchezeaux_14さん と Sponge Bobさん夫妻とが初対面。 なかなか挨拶もままならない形で失礼もあったかと思いますが、どうか御容赦ください。 再びお会いすることがありましたら、よろしくお願いします。 特にSponge Bobさんへはオーストラリアワインのボトル事情を突然質問したりもしましたが、色々気さくにお答え頂き、有難うございました。 今回持ち込まれたワインは以下の11本。 かなりハイレベルのワイン群が集結。 右から順に1-2-3-4 1:シャンパーニュ ロワ・ソレイユ フィリップ・ゴネ (提供:かがり火) 香りはレモン、蜂蜜、胡桃、レモンクリーム、トースト、サツマイモ 味は酸味と軽い苦味。シンプルな味。 ソフトな余韻で酸を上手く包み、大分優しい感じ。 香りも正統派シャンパーニュで、万人向けの味。 稚鮎の唐揚げ 2:オーストラリア アート・シリーズ・シャルドネ2006 ルーイン・エステート (提供:Sさん) 香りはライム、蜂蜜、チャービル、グレープシードオイル? 味は酸味と甘味を伴う苦味。 青臭いハーブ香が目立ち、最初はロワールのソーヴィニヨンブランの様な印象。 時間経過でハーブ香が抜け、シャルドネらしさが伸びてくる。 こうなると俄然高級感が出てきて、クリアーさとボリュームを両立した良い味に。 生野菜サラダ 秋刀魚とトマトのソース 3:コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ 「ダイヤモンド・ジュビリー2002」 ルモワスネ (提供:かがり火) 香りはレモン、グレープフルーツ、蜂蜜、トースト 味は酸味と苦味。 ややシンプル。 サラっとした飲み口で味に透明感(硬質感?)がある。 時間経過で徐々に蜜の感覚が強まり、甘味の印象を出そうと動いていくが、良くも悪くもこの硬質感が味の伸びと拡がりを抑え、小さくまとめようとしてくるかな。 味も香りも綺麗だが、香りの綺麗さの印象の方が強く、味のクリアーさが香りに付いて来ない部分が気になる。 味をもっと強く出して釣り合いを取るか、香りを強く出して味を掻き消すか引っ張り出すか出来てれば理想的だった。 イナダのウニ焼きマスタード風味。マッシュルームのソース。 肉厚でなかなか食べ応えがある。 白身の魚なのであっさりした味だが、クリームのソースが濃厚さを補填。 白ワインにはもちろん、薄味系ピノノワールにも結構上手くマッチ。 4:コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ 「ダイヤモンド・ジュビリー1997」 ルモワスネ (提供:南喜一郎さん) 香りはレモンクリーム、蜂蜜、薄いシンナー? 味は穏やかな酸味と甘味を伴う苦味。 香りはイマイチだが、味は1997の方が好みだな。 2002年のよりも粘性を感じ、ボリューム感をアピール。 粘性の分だけパワフルだが、苦味の出方はソフト。 温度が上がると味に蜜の感覚が少しずつ増していく感じで、格の高さを見せ付けてくれる。 香りなら2002年の勝ちだが、味は1997年の方が上。 南さんが仰るには「本当ならどちらもこの4倍位の香りの爆発があったはず」と困惑してたので、本領発揮してれば多分どちらも甲乙付け難いワインだったのだろう。 右から順に5-6-7-8 5:ヴォーヌ・ロマネ2004 エマニュエル・ルジェ (提供:noir-funさん) 香りはイチゴ、アンズ、砂糖、バラ、ラムネ、インク? 味は穏やかな酸味と薄い苦味。 バランス良く、余韻に甘味がゆっくりと拡がる優しい味。 香りにもう少し出力が欲しいところだが、この日は調子が悪かったようだ。 でも香り自体は綺麗で均整が取れており、これはこれで良い感じ。 6:モレ・サン・ドニ1er 「クロ・ド・ラ・ブシェール2000」 ジョルジュ・ルーミエ (提供:Bouchetさん) 香りはラムネ、イチジク、レーズン、香酢? 味は渋味と酸味を伴う苦味。 これはなかなか、ピノにしてはズシっとくる力強さ。 味も美味いけど、まだカッチリまとまってて上手く味がほどけない感じもある。 果実感よりも、もっと「ワイン(酒)らしさ」が目立つ骨太なつくり。 多分ルーミエのワインならもう少し甘い香りが出てれば、味の絡まりが緩んでくれてたのかも。 時間経過でいくらか香りが出てくるが、味だけだと物足りなさも小さくない。 これも本領発揮とはいかなかったみたいで。 フランス産雛鳥のグリル。鶏出汁のエッセンスソース。 7:シャンボール・ミュジニー1er 「アムルーズ2001」 アミオ・セルヴェル (提供:La_Romaneeさん) 香りはバラ、キャラメル、ミント。 味は薄い甘味に穏やかな苦味。 お、流石シャンボール。クセも突出も無い実にクリアーな味。 これも香りの出力は弱めだが、草花とキャラメルっぽいニュアンスで、楽しくも上品な香り。 今日のブルゴーニュ勢で一番好みのワインだったかもしれない。 字数制限に引っかかったので、この辺で分割。後編に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/09/13 12:24:59 PM
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