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カテゴリ:イタリア:アブルッツォ州
![]() ![]() イタリア アブルッツォ州 フィオール・ディ・ヴィーニャ・モンテプチアーノ・ダブルッツォ2007 Fior di Vigna Montepulciano d'Abruzzo アジィエンダ・ウッジアーノ Azienda Uggiano モンテプルチアーノ100% アルコール度13% 輸入:野村ユニソン株式会社 購入価格:944円(1180円の商品入れ替え20%引き) 色は濃いめの紫。 香りはブラックベリー、プラム、インク、緑茶、杉?ゆで玉子? 味は渋味と酸味。余韻に酸味と軽い苦味。 味も香りも普通だな。 大したワインじゃない。 フランスの、美味しくない部類の1000円ボルドーと同質。 渋味基調で酸が補強。 一面的な、単純な出方だが、ガブ飲みワイン的分かり易さはある。 香りが渋味をより強調し、単純さに何とかアクセントを付けようと働こうとする。 だが、このワインには決定的にイタリア的フルーティーさが足りない。 では赤ワインらしい渋味や厚みがしっかりしてるのかと言うと、そうでもない。 品種も産地も関係無く、ただの安い“赤ワイン”としか思えないのが残念。 どうも、これといった特徴が無いな。 香りは同系統のニュアンスの物が多く、味も拡がらず渋味押し。 モンテプルチアーノワインの「渋味の基礎の上に成立した果実の厚み」がこのワインには乏しい。 香りとも合わさった渋味の出方がむしろ軽やかさをも殺し、ガブ飲みワインの役割を任せるのも荷が重く。 これはこれで、料理をあまり選ばない点はギリギリ評価できるかもしれない。 むしろ、料理の香りや塩味・酸味によって、初めてワインに足りない部分が補填される感じ。 トマト系よりもオリーブオイルやガーリックを効かせた料理ならより上手く合うと思う。 1180円では値段以下。 20%引きの944円でもまだ割高に思える。 せめて、取って800円台がいいトコじゃなかろうか!? 300ml程残しで冷蔵庫保存し、次の日。(抜栓約20時間経過) 香りにカシスや甘草の様な甘い香りが出てきた。 味は大きく変わらないが、香りに誘導されて甘味のニュアンスも生まれてる。 この薄っすらした甘味が渋味の突出を牽制し、初日の一面的な味に幅を生み出す。 この味ならトマトやチーズとの相性も問題無く、イタリアグラスワインとして より向上。 これならそこそこイケる。 2日目の味と香りなら944円で納得。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/11/08 05:52:22 AM
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