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ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

ken2137のワイン記録(たまにワインじゃないのもあるけど)

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2011/01/11
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カテゴリ:ワイン会・オフ会
前編より続く

昨夜、後編を6割方書いてる途中でウィンドウズが突然ブルースクリーン出して強制再起動 & スキャンディスク。
ガックリしてその日は寝て、また内容思い出しながら書き直しアップ。



2011.1.8 Offkai-09.jpg
9:イタリア バローロ1977 ジョヴァンニ・スカナヴィーノ

香りは紅茶、餡、カラメル、セロリ?
味は酸味と穏やかな甘味。

バルバレスコは何本か飲んだ事があるが、バローロは初めて。
やや酸が立つが、綺麗なバランス。

新しいバローロの味は知らないから どんな熟成をしてるのか分からないけど、ピノノワールに近い口通りの滑らかさと香りの落ち着きは好感触。

追々ネッビオーロワインの味の勉強もしてみようと思う。
まぁでも自分で買って飲む分にはまだバルバレスコで十分だな。



この辺でチーズ登場。
画像取り忘れ。
バケットにチーズ2種とドライフルーツ8粒程(だったかな?)



2011.1.8 Offkai-10.jpg
10:正体不明 70年代のブルゴーニュらしい

ラベルが貼られてない(または何処かで完全に剥がれ落ちた)、種明かし不可能のガチブラインド。
シャンボール・ミュジニーかジュブレイ・シャンベルタンなら何となく分かるかな~?と思って飲んでみたけど・・・・いやいやいや、分かんね~w。

香りは麦茶、ゆず、べっこう飴、泡盛?
味は酸味と軽い苦味。

白古酒にも通じる独特の香りで、この香りが味以上の存在感を出す。
飲む分には味は穏やかで悪くないが、香りに大分持ってかれてるな。
目をつぶって飲んだら、軽くヒネた白ワインと言われても信じられる。

強いて言えばボーヌ系か?
泡盛古酒っぽい香りの印象から、ペルナン・ヴェルジュレスの近辺だったり。
たしか以前飲んだペルナン・ヴェルジュレス1978が焼酎系の香りだったような・・。



2011.1.8 Offkai-11.jpg
11:モンタニー1erCru1987 アントナン・ロデ

香りはホワイトチョコ、ビニール、レモンバター。
味は甘味と軽い苦味。

美味いな。
透き通った甘味で、今日の白ワインの中ではムルソーに次ぐ若々しさを感じる。
味には余計な酸味が無く、軽めの苦味が甘味を引き立て、良いアクセントに。

ちょっとしたモンラッシェ系(ピュリニーかバタール?)に近い感じだろうか。
良い意味で古酒らしさを感じさせない、クリアーな味でふくよかな香り。



ここまでで当初のワイン会終了(21時過ぎ)。そのまま当然のようにw二次会に突入。



2011.1.8 Offkai-12.jpg
12:シャンパーニュ ジェラール・グラシオ Gerard Gratiot

香りはレモン、トースト、灰?トマト?
味は酸味と苦味。

酸味基調のスッキリ系。
この系統なら、味だけならスペインのカヴァとも大差無い様に感じる。

そこは香りと泡の持続力のモノが違ってくるんだろうが、グラス1杯をすぐに飲む分にはさほど有り難味は無いかも。
とりあえずスパークリングとしては何も悪くない。
でも自分が好んで買うタイプの“シャンパーニュ”ではないな。


2011.1.8 Offkai-13.jpg
13:ブルゴーニュ クロ・デュ・シャトー1993 ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ムルソー

香りは蜂蜜、胡桃、粉砂糖。
味は甘味と穏やかな酸味。

出力は弱いが綺麗な香り。
そしてこの味と香りのムルソーらしい蜜感に驚く。

まぁ格が格だから あくまで“らしい”の範囲内ではあるが、それでもこのワインを飲んで初めて「ムルソー」の雰囲気を実感した。
若い時に飲むと 美味しいワインではあるけど ただのブルゴーニュ・ブランでしかないのだが、寝かせるとこうも化けるとは新発見。


2011.1.8 Offkai-14.jpg
14:シャンボール・ミュジニー1erCru レ・ザムルーズ2006 ドメーヌ・ルイ・ジャド

香りはブラックベリー、インク、バラ、紅茶(アッサム)。
味は渋味と薄く酸味を伴う苦味。

シャンボール・ミュジニーというには随分と重苦しい香りだな。
2006年でまだ若い部類だし、1級のアムルーズだからか まだまだ熟成が足りないんだと思う。

渋味もかなりしっかりとしてて、味自体は決して悪くはないんだが、どうも繊細さが無い。
いや・・・無くはないんだが、渋味の押しに流されてる。
香りもタンニンも落ち着くまで、あと10年前後は待ちたいと思える位。


2011.1.8 Offkai-15.jpg
15:シャンパーニュ シャルル・ブノワ Charles Benoit

香りはレモンクリーム、グレープフルーツ、小麦粉?ビスケット?
味は酸味と苦味。

これもジェラール・グラシオと同様、スッキリ系のシャンパン。
香りの柑橘要素が酸味の方向に持って行こうとするのだが、そこを余韻の甘味が酸味への偏りを防ごうと働いてくれてる様で、グラシオのよりも味は好み。

でもこれもふっくらした感覚が物足りない。
使用品種の問題で、黒葡萄シャンパンが好みに合わないだけか?
飲み方だったり、経験不足でまだ理解が浅いだけというのもありそう。
どうも昨今の格安シャンパンはちょっと自分向けではないっぽい。



これにてワイン会終了。計15本。

18時スタートで23時過ぎに解散だから、かなりの時間滞在していたことに。
途中で寝落ちする人も出た位w、新年から全力を出し切ったワイン会でした。

ワインが11本出て料理が付いて会費10000円だから これはおトク過ぎる。まさに「福袋」!
二次会もルイ・ジャドのアムルーズが付いて4本4000円だからこれまた「福袋」!!
十二分に満足です。

今回は会費を低く設定し過ぎてしまったために、ワインの選定に苦慮されたようですが、なかなかバラエティに富み、面白いラインナップでした。
高級ワインがズラリと並ぶワイン会も良いですが、中堅どころを取り揃えつつ、謎古酒や珍品ボトルの並ぶワイン会も とても勉強になります。

 メルシャンの「穂坂のあわ」
 プスドールの「ポマール2001」が印象に残ったワイン会でした。

 次点でアントナン・ロデの「モンタニー1987」
 ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ムルソーの「クロ・デュ・シャトー1993」

どうも御馳走様でした。
一緒に参加された皆さんも、また何かの機会にお会いしましょう。





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最終更新日  2011/01/12 12:21:34 AM
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