|
カテゴリ:ボルドー白
酒屋に1本だけ放置されてたので駄目元で拾ってみた。 2007年9月に2004年ヴィンテージのを飲んだ記録がある。 ボルドー シャトー・ティユレ・ブラン2003 Chateau Thieuley Blanc ヴィニョーブル・フランシス・クールセル セミヨン50% ソーヴィニヨンブラン50%(? ソーヴィニヨンブラン35% ソーヴィニヨングリ15%?) ステンレスタンク発酵 澱上でタンク熟成3ヶ月 アルコール度13% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:1480円 色は黄色がかった濃い金色。 香りはレモン、春菊、リンゴ、オレンジの皮? 抜栓20分位でリンゴ、レモン、粉砂糖、煙、サラダ油、ミントティー? 味は苦味を伴う酸味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 8年も経ってると、流石に金色が強く出てきてる。 香りはあまり拡がらないけど、柑橘果実に ちょっぴり青臭さが残る およそボルドー白の標準レベル。 味はやや薄いが、ミネラリーな感じで意外と飲み応えを主張する。 とりあえず、飲む分にはまだイケるか。 苦味がチョイチョイ目立つ感じだが、余韻はあっさりしてて そのおかげで苦味も伸びて来ず。 薄い甘味が穏やかな味わいを演出し、思ったよりも綺麗に締める。 ただ、かつての記憶の味よりも酸味が大分後退しており、やや厚みに乏しく水っぽい。 香りも蜜感が衰えてて、甘味のサポートがおろそかになってきてるから、なおさらこの傾向に。 それなりに違和感無く飲むには、飲み手の経験に左右される微妙な状態。 抜栓20分弱(温度上昇?)で香りがドンドン変質してくるな。 イヤな香りでもないが、ドライアイスの煙の様な無機質な印象の香りが強まる。 それによって苦味の出方が必要以上に強まるみたいで、ちょっとバランス崩れ気味。 ヒネ始める1歩手前位だったのかも。 味やら香りに熟成感と言える様な特別なものは感じなかったけど、2003年の単なるACボルドー白がそこそこ飲めたのだから、まぁそれで良し。 「それで良し」と思えるのは、かつて良好な状態のを飲んだ事があったから、その比較を楽しめただけだと思うが。 値段相応。 正直、現在の味や香りの出力は、飲んでて1150円位のレベルにも感じる。 2003年のAOCボルドー・ブランが飲めたという経験代込みで1480相応。 やはりシャトー・ティユレはリリース後3年以内位で飲むのが良い様だ。 ★楽天扱い シャトー ティユレ ブラン★ 楽天扱い約3件 1279円~1848円(単品売りは全て売り切れ) 平均1500円前後 リカマンのセットで6本7680円 12本セットで15360円(送料込) ヴィンテージが分からないので なんとも言えないが、1本当たり1280円か・・・。 1本1280円ならコスパは悪くはないと思うが、ボルドー白が好きな人 か 普段それ程白ワインに興味が無い人 でなければ、特別オススメって気もしないな。 1本位は試しにどうぞって言えるけど、是非セットでどうぞ!と言うにはまだウリが足りない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012/08/15 10:29:51 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ボルドー白] カテゴリの最新記事
|