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カテゴリ:イタリア:アブルッツォ州
イタリア アブルッツォ州 フィラーリ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2011 Filari Montepulciano d'Abruzzo カンティーネ・ガラッソ Cantine Galasso モンテプルチアーノ100% ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成 アルコール分12.5% 輸入:富士貿易株式会社 購入価格:398円 色は濃い紫。 香りはブラックベリー、粗挽き黒胡椒、トマトケチャップ、赤唐辛子、インク、ブルドック中濃ソース、コーヒー?石灰? 開栓20分程で中濃ソース、トマトケチャップ、バルサミコ酢、灰、カカオ、黒糖、緑茶?鉄? 味は渋味と塩気を伴う甘味。余韻に酸味を伴う苦味と薄く甘味を伴う薄い渋味。 ・・・・・・・不思議な味だな。ハンバーグのソースっぽい。 香りもやたらとスパイシーだし、知らずに飲んだら、何かシラー種のワインにも思いそう。 渋味は有るが 飲み応えが有るのでもなし、果実感は有るが 葡萄っぽさは弱い。 誤解を恐れず言えば、ワインと言うより食塩入りのトマトジュースの味に近い。 渋味は無くはないし 甘味も酸も感じ、それでいて苦味の突出も無いから、この味と香りは熱劣化等の状態異常とは違う様な気がする。 多分、元からこういうワインなんだと思う。 有る程度モンテプルチアーノ・ダブルッツォの経験が無いと、何とも言えない。 有ったとしても、このワインでは あまり美味しいとは思わないだろう。 明らかに果実感が異質。 葡萄と言うより、トマトのワインにカラメルソースとバルサミコ酢を添加した感じ。 開栓20分程度で、香りが絞られてきた。 果実的な香りが消え、中濃ソース的な濃ゆい感じの香りが支配的に。 でも、もとの味が葡萄っぽくないからか、それで大した違和感も無かったりする。 とりあえず、値段なりの赤ワインではあるのだろう。 やや特殊な味と香りではあるが、味の濃い料理と合わせる分には、そこそこの働きを期待出来そうではある。 ガブ飲み用レベルのワインではあるが、分かってて飲んでも ワイン単独では相当に安っぽい雰囲気。 トマトジュースが好きな人なら理解を示しつつ飲めるだろうが、そうでなければ ただ安いだけの赤ワインかも。 料理は間違いなく、トマト系煮込みハンバーグ か ビーフシチュー。 チーズを使わず、それでいてトマトと肉の組み合わせにハマる。 ワインのトマトジュースっぽさを存分に活かせる料理が望ましい。 値段相応。 398円なら意外と(?)アリ。 あまりモンテプルチアーノ的果実感は期待出来ないが、それっぽい赤ワインとしては398円なりに納得。 スクリューキャップだし、味が気に入らなければ料理用赤ワインとしてキープしておけば良い。 料理用ならあまり悪い気がしない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/01/31 02:22:22 AM
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