|
カテゴリ:チリ白
チリ リマリヴァレー カッシェロ・デル・ディアブロ・レセルヴァ・プリヴァダ(プリバダ)・ソーヴィニヨンブラン2014 Casillero del Diablo Reserva Privada SauvignonBlanc コンチャ・イ・トロ社 Concha Y Toro ソーヴィニヨンブラン100% ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成(PDF) アルコール分13.5% 輸入:メルシャン株式会社 購入価格:1496円(2138円の特価30%off) 色は非常に薄い黄色。 香りはグレープフルーツの皮、塩水、小麦粉、粉砂糖、ペパーミント、セロリの葉? 開栓10分程でグレープフルーツ、青草、白胡椒、セージ、キャベツ、青リンゴ?ローズマリー? 味は苦味と酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。 香り出力はイマイチ。内容も標準的。 でも味は澄んだ感じで結構綺麗。 余韻の薄い甘味感が澄んだ味にほんのりアクセントを加える。 美味いと言えば美味い。 苦味も酸味もバランス良く、品種の特徴も見え易く、余韻も全体を支えてくれる。 特に味も余韻も苦味の出方が綺麗で、丁寧につくられてるのが分かる。 開栓10分強(温度上昇)で香り出力が大きく向上。(室温21℃、湿度35%) 温度が低過ぎると、香りが出にくくなる。 香りが出てくると、味の強調もハッキリしてくる。 温度が上がると、澄んだ味に苦味が伸び易くなり、綺麗さに陰りが。 この苦味自体はしつこいものではなく、言う程イヤな感じもしないが、割と口内に残り易い。 ソーヴィニヨンブラン特有の青臭い香りがこの傾向を強めてる(?) 総合的には、良い意味で普通のソーヴィニヨンブランワイン。 ちょっと温度高めの方が味や香りがしっかりしてて悪くない。(低温時のスッキリ感も好きだが) 人によっては、この綺麗さに飲み応えの物足りなさを覚える人もいそうだが、品種とつくりを考えればこれは仕方なし。 ソーヴィニヨンブランだし、こういうもの。 料理は何でもいいな。 スッキリ爽やかタイプの白ワインなので、あまり油っこいものでなければ大体大丈夫。 酸味の少し効いたサラダや魚介系マリネが無難。鶏肉のソテーも良し。 1500円前後で値段相応。 2000円超は流石にやり過ぎと思うが、ニュージーランドの1680円弱位のソーブラよりも香りがうるさくなく、味のバランスも整ってて綺麗さは上。 「チリ」の「少し気合の入った」「ソーヴィニヨンブラン」が飲みたい人向け。 楽天では扱い無し。 有っても、通常価格だとリピートする気にはならない。 この価格のソーヴィニヨンブランならロワールやニュージーランドのちょっと良いボトルが買えてしまう。 品種やブランドを気にしないのなら、モンテス・リミテッド や コノスル・20バレル等のライバルが同価格帯にひしめいてる。 そう考えると このディアブロ・プリヴァダ、割と立ち位置微妙だなw。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/03/19 03:40:47 AM
コメント(0) | コメントを書く
[チリ白] カテゴリの最新記事
|