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カテゴリ:日本産ワイン
広島県 三次市 トモエ・デラウェア2014 Tomoe Delaware 株式会社 広島三好ワイナリー KabushikiGaisha Hiroshima Miyoshi Winery 三次産デラウェア100% ステンレスタンク発酵 アルコール分11.5% 購入価格:1296円 色は薄い黄色。 香りは(杉の)おがくず、生木、ライム、枯草、焙じ茶の出涸らし?銅? 味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味を伴う酸味と苦味。 何やらクリアーな味わい。薄いけど、薄さの中に飲み易さと特徴を感じられる。 苦味基調で果実感は控えめ。非常にスッキリした味。 木の要素の香りが目立つが、特徴の範囲内で強くはない。 これは良い意味で水の様な味の流れ。 同じ水の様に(悪い意味で)感じたシャトー・ジュンのデラウェアと何が違うんだろ? シンプルで軽快、非常に控えめながらも きちんと存在感の有る酸に、嫌味の無い苦味感。 デラウェアワインに甘味と果実の厚みを求める人には向かない。 北海道ワインのおたる・デラウェアみたいなリースリング的な味が好きな人には、ただ薄いだけのワインと思うかもしれない。 後は香りの生臭い雰囲気に慣れが有るかどうか。 抜栓30分程(温度上昇)で苦味と酸味が同時に強まってきて、クリアーさが変わり気味。 水っぽい味に厚みが出た様で、悪いばかりの変化ではないが、抜栓直後と変わってきた。 ソーヴィニヨンブランワインっぽいイメージに。(室温21℃、湿度44%) まさに「辛口」の白ワイン。クセの無い澄んだ味。 香りに品種の特徴を程々に出しながらも、味は無理せず澄んだ味の持ち味を活かす。 多少温度が上がってくると、ソーヴィニヨンブランの代わりになれる酸味に化ける。 最初の澄んだ味を維持するなら冷温キープ推奨。 ソーヴィニヨンブランに合わせる感じで。 サラダやマリネに向いてる。ワインがハーブの香りや酢の酸味に負けない。 淡泊な食材をシンプルに調理した料理だと、ワインと料理双方に良い事が無い。 値段相応。 約1300円、納得。上手くいけば1480円も狙えるかも。 三次ワイナリーの完成度の高さを感じた。 400ml程残しで次の日。(抜栓約20時間経過) 香りはグレープフルーツ、ライムの皮、青草、生木、ミント? 味は苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。 ソーヴィニヨンブラン化wが進行。 味も、より薄くなった気がする。 酸味が弱って、相対的に苦味が強まった。 澄んだ雰囲気で、これはこれで悪くない。 苦味の出方に勢いが生まれてて、水っぽさの中に適度にアクセントが有る。 香りはソーヴィニヨンブランだが、味は旨味と酸味の弱い甲州。 味弱いのに、何故か悪い気しない・・。 飲み易さは有る。 味の突出は無い。デラウェアはモノによっては香りが突出するものだがw、それも無い。 それでいて薄いだけで終わる事は無く、キャラを主張出来てる。 辛口デラウェアを飲む程にシャトー・ジュンの美味さが分からなくなってくる・・ww。 2日目も値段相応。 品種云々言うには2日目はちょっと弱い感じ。 しかし、薄味系白ワインとしてはまだまだ十分。 ★楽天検索 三次 デラウェア★ 楽天扱い3件 酒の勝鬨、リカーズ、ふじまつ で1620円 あー、ちょっとだけ高価いな。 「国産」の「辛口」な「デラウェア」が飲みたい人なら分かる。 この「国産」「辛口」「デラウェア」の3つの内どれか一つ欠けると150円~250円分落ちる。 ・・・いや、むしろ「デラウェア」ってところに過度にこだわらなければ、意外と(?)こういうものか と納得いく!? 理解度の問題かな・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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デラウェア飲み比べとは面白いですね~。
このワインはワイナリーで試飲させてもらったのですが、その時にソーヴィニヨン・ブランっぽさを強く感じて驚きました。 ここは無理をしない造りを志向しているので、ご記載の通り薄いですし、色に関しても、ベーリーAなんてロゼみたいだったりするのですが^^;、不思議と味が乗っているのが面白いところだなあと思っています。 (2017/05/07 11:05:03 PM)
>ソーヴィニヨン・ブランっぽさを強く感じて
やはりソーヴィニヨンブランっぽい傾向が有るんですね。 なんか、デラウェアって作り手の自由度の高い葡萄なのかもしれません。 ただ、あんまり自由にやり過ぎても特徴の無いワインになるのかもしれませんが。 薄いけど、薄味の良さを活かせてるので、飲んでて素直にw納得いきました。 三次ワイナリーならではの方向性と技術が有るんだろうと思います。 (2017/05/09 03:54:20 AM) |