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カテゴリ:ボルドー
ミッシェル・ロランのコンサルした右岸ワイン ボルドー AOCフロンサック シャトー・ド・ラ・ドーフィーヌ2011 Chateau de la Dauphine ジャン・アレイ(アレ)家 Famille Jean Halley ミッシェル・ロラン?(コンサルタント) ドゥニ・デュブルデュー(栽培・醸造) メルロー90% カベルネフラン10% (テクニカルシートPDF) コンクリートタンク発酵 オーク樽熟成12ヶ月(新樽率30%) アルコール分14% 輸入:日本リカー株式会社 購入価格:2268円 色はやや濃い澄んだ紫。 香りは革、カカオ、ブラックベリー、インク、カラメル、腐葉土、檜? 味は渋味と酸味を伴う甘味。余韻に渋味と苦味を伴う薄い甘味。 美味いな。普通に美味いw。ボルドー好き向けの、いかにも自分好みの味。 革とカカオの、典型的な右岸系ボルドーのメルロー香。 渋味基調だが渋味は強過ぎず、余韻で空気が膨らむ様なフワッとしたボリュームを出しつつ、綺麗に口を通り抜ける。 渋味の流れの中から酸味と甘味が滲み出てきて、余韻にも乳酸的甘酸っぱさが伸びる。 そこを苦味で統制し、全体の流れとバランスを演出。 構成に無駄が無い。じっくりとまでは行かないが、ゆっくり飲める味わい。 経年で果実感が落ち始め(?)だからか、厚みが半端で少し苦味の出方が乱れる時が有る。 でもこの位は右岸ボルドーならよくある程度。香りのインクや土っぽさに引っ張られてるだけとも言える。 これは好みと経験でどうとでも捉えられるかな。ボルドー好きなら「揺らぎ」の範囲内。 正統派の直球右岸系ボルドー。 若い頃はもっと樽感や渋味の勢いに任せてたであろう味が、経年で落ち着きを身に付け始めてる段階。 リリース後12年~15年辺りがピークの飲み頃になってるはず。 抜栓90分程の時間経過でも変化は軽微。(室温23℃、湿度50%) 料理はもう肉しかない。牛、豚、羊、鴨等、多少のクセや香りはナンボでも受けとめられる。 脂のノッた肉を焼いて、味付けは塩胡椒だけでもいいし、濃厚なソースに合わせてもいい。 熟成が進んで渋味が抜けたタイミングなら、チーズとバケットでシンプルに行くのも良いと思う。 何か短絡的に「肉」(或いは肉の代わりになれるもの)って発想をさせられるタイプのワイン。 値段相応。 2000円を超えたら、この位の美味さは発揮して当然 と言える実力を分かり易く出してる。 相応だが、状態とヴィンテージ次第では2600円は狙えそうな雰囲気。 ★楽天検索 シャトー ドーフィーヌ★ 楽天扱い約6件 1944円~3280円 平均2600円前後 む~、3000円を超えてくると少々割高に感じてくるなぁ~。 バックヴィンテージという事ならそれなりに理解出来るけど。 3000円超えは、なるべく10年経過位からお願いしたい。 やっぱり標準2000円台半ばがいいとこだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/06/05 03:38:15 AM
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