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2005.11.15
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野生動物は、原則として病気になりません。

病気になるのは、人間、そして人間が関与する動物、すなわち、動物園の動物・家畜・ペット・家きん(鶏・七面鳥・アヒルなど)だけです。

野生動物は、自然に従順な生活習慣を学習して身に付け、その「自然の摂理」に沿って生活しているため、病気になりません。

すなわち、野生動物は、両親から「食性、すなわち、本来の食べ物・食生活」を中心とした「自然の摂理」を学び終わって初めて、親離れ・巣立ち・自立をします。

一方、日本人を始めとする文明人は、両親から「自然の摂理」を学ぶことなく、「野放し」状態になっているため、不自然な「病気」に罹ります。

更には、人間が関与する動物も「自然の摂理」に反した生活を強いられますので、人間と同じような病気になります。

つまり、人間や人間が関与する動物は「自然に離反した生活」をしていますので、
自然治癒力が著しく低下しています。

今回、騒がれている「鳥インフルエンザ」も、罹病するのは鶏・七面鳥・アヒルなどの家きん類(人間が、肉や卵などを利用する目的や、愛玩用に飼う)だけであり、野生の鳥が罹ることは、ほとんどありません。

その中でも、鶏、すなわち、養鶏が一番、不自然な生活を強いられ「卵製造機」にさせられていますので、自然治癒力・抵抗力は無いに等しく、ウイルスに感染し易くなっています。

謂わば、養鶏は抵抗力がない病気である「エイズ」に罹病しています。

すなわち、鳥インフルエンザは「エイズに罹った養鶏インフルエンザ」と断定しても間違いではありません。

歴史上、「猛威を奮ったインフルエンザ」の正体がこれです。

今回も同様で、人工的に発生し、鶏から人間に感染し、大きな被害をもたらしそうです。

アメリカ合衆国は、いち早く「ワクチン」などの開発・製造を中心とした対策に多額の税金を投入する旨、発表しました。

しかし、これは製薬業者に利益を与えるだけであり、一般の人間には、何の潤いももたすものではありません。

本来、草食である人間にとって、卵・牛乳・肉などの動物性たん白は、病因食です。

地鶏がエッチして産んだ有性卵であれば、生命力があり、たまに食べる分には影響はありませんが、「卵製造機」である養鶏が生産した「無性卵」は、生命力が全く無い「化学物質」であり、重要な「病因食」です。

「養鶏(鳥)インフルエンザ」を防止する根本的対策は「養鶏を直ちに廃止する」ことです。

消費者としては、生活習慣病の病因食である鶏卵を食べることを、少しづつ控えることが重要です。





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Last updated  2005.11.15 12:17:56
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