![姫路城.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/99/0000666499/06/img7c9eb1dazikfzj.jpeg)
(Sight-seeing Japanより)
姫路城は、姫路市にある白漆喰の美しい五重六階地下一階の七層の大天守と小天守3基の連立式の城で、白鷺城(はくろじょう)と言われる。
1346年に赤松貞範が築城し、1581年に秀吉が天守をつくり、今の城は関ヶ原の戦いで戦功をあげた池田輝政が1601~1610年に築いた。幕末の鳥羽伏見の戦いを何とか開城で乗り切り、1873年の廃城令で売却されたが取り壊しが大変でそのままにされ、陸軍がおかれ1945年の姫路大空襲で着弾するも不発で助かり、天守が傾いていたため1956~1964年に昭和の大修理で解体修理して今の姿となった。来年からは平成の大修理で漆喰の塗り替えや瓦の葺き替えや耐震補強をするらしい。天守だけで5700トン、昔の城を維持するのは大変な労力と費用がかかるようだ。
日本の城は、戦で炎上したり、落雷で焼失したり、明治の廃城令で壊したり、第二次世界大戦で焼失したり、昔ながらの姿を残している現存天守は12ヶ所しかない。その中では姫路城がもっとも立派な姿を残していることから、日本一の名城として世界遺産にも登録されている。本当に世界の宝だと思う。(大阪城は夏の陣と幕末に焼失しているので、名古屋城が第二次大戦で焼失しなかったらなあ。)
外からみただけで中には入らなかった(当時は城に興味がなかった)が、広大な敷地には曲がりくねった通路がつくられ、天守にはいろいろなお城に関わる物が展示されているらしい。名古屋城・大阪城・和歌山城は入ったけど中は別物だったし、現存天守の弘前城と松本城の中には入らなかったし、鶴ヶ城は内部もそこそこ再現されてたけど昭和40年製だし、今思えば、本当に馬鹿だ。今度、近くに行く機会があったら、必ず中に入ろう。
http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
姫路城
兵庫県姫路市本町68
079-285-1146
9:00-16:00, 年末休み
大人600円、小中学生200円
有料駐車場あり