翌日は晴れ。
「晴れ男、晴れ女」を自負する3人が揃ってるんだから、当然か(笑)


宿は10時にチェックアウト、天神に戻るバスは午後2時30分。
それまで入湯手形を買って温泉めぐりをしよう…と思ってたけど、
荷物もってジーンズでってのは、どうも情緒に欠けるし、何といっても大変だ。
汗もかくし、服も濡れるし、バスタオルだってなきゃベチョベチョになっちゃう。


じゃあ観光するか？と言っても、これといってなさそうだし…
と、ここで宿の人にどこかお勧めがないかどうか、相談してみた。　すると、


「いつもだと温泉めぐりには入湯料が必要なんですが、
　なんと今日は　無料開放の日なんですよ。
　だから、お荷物はここに置いておいて、どうぞ浴衣のままで温泉めぐりしてきて下さい。
　草履やバスタオルもそのままお使い下さいね。
　お着換えはお帰りになってから、うちのお風呂でゆっくりどうぞ。」


なんと！
今日6月26日は、年に一度の「黒川温泉、露天風呂無料開放の日」だったのでした！
なんてラッキー、なんて親切！　この日に黒川に来いって事だったのねー！　よしよし(笑)
お言葉に甘えて、母と私は浴衣で出かけました。
(だんなは「面倒だから足湯だけでいいよ」とジーンズで。　もったいなーい。)




写真係のだんなを置いて、母と2人であちこちの温泉に入る。


なんとこの後、「黒川温泉の日」の取材に来ていた熊本TVの人が、
「ぜひモデルとして、温泉に入ってるシーンを撮らせて下さい！」と、
『だんな』に、言ってきた。


なーんで『だんな』なんだよー！
なーんでここにいる美女2人じゃねーんだよー！！(苦笑)


こういうの大嫌いなだんなは、頑なにお断り。
随分お願いされたけど、ガンとして受けなかった。　嫌な奴だ。


ちゅうか、こういう時は、まず女性に声をかけるべきだよねー？
熊本TVさん、営業下手やな。　
こっちにちゃんと挨拶してきたら、うちらもだんなを説得したったのになぁ。　あほたれめ(笑)


こうして「だんなTVデビュー」の可能性は、露と消えました。




温泉たまご～！




たぬきとかえる～！




父が亡くなる少し前に、父の友人夫妻と一緒に泊まったという「奥の湯」旅館。
母にとってこの黒川温泉は　大切な思い出の地だったのね。




あじさい通りを母と。
やっぱりあじさいはこの青紫のが一番好きだなぁ。


お昼は自然薯料理屋さんで、自然薯そばと自然薯とろろ膳。
おいしいけど、思ったより粘りがないなぁ、ちょっと薄めすぎじゃないか？
自然薯のお好み焼きは美味しかった。　ビールも。　あー、昼から飲み過ぎ。




黒川温泉観光旅館組合の建物で、温泉まんじゅうとお茶のふるまいがあった。
もちろんしっかり頂きましたよー♪　もちっとしていて、美味しゅうございました。


南城苑に戻り、最後にまたお風呂に入ってさっぱりと。
バス停まで送ってくださるというので、宿の中で休憩。
…ここでもまたジャージー乳のアイスクリームを食べてしまう私たち。
あー、極楽。　あー、食べすぎ。


宿の人にバス停まで送ってもらい、本当に満足な黒川温泉でありました。


バスは無事福岡天神へ。
今日のお宿は「ソラリア西鉄ホテル」、便利な場所にあります。


食べてばかりなのに　また夕食の相談を開始する3人。
福岡と言えば「鶏」と思っている私。
昔、父の友人から朝挽きの鶏をクール宅急便でその日に送ってもらいました。
鶏の刺身って、美味しいのよねー！　食べよー、食べよー！


という事で向かったのは「居心地屋　やまぢ」

ここはみやざきの地頭鶏(じとっこ)のお店です。


地頭鶏の刺身、レバー、モモ焼きにせせりの炭火焼、鶏ワサにワイン♪
うーん、砂肝やササミのお刺身、美味しかったー！


しかし。
この夜ごはんを決める時、もう一つ悩んだメニューがあった。
…ラーメンです(苦笑)
中州って行った事なーい！　屋台ラーメン食べたーい！
でも65歳を過ぎた母、そんなにあれこれ食べるってのは無理よねぇ…


と思ってたら、
「あら、行こうよ、ラーメン。私も行った事ないし、入りそうよ。」
と、なんとも力強いお言葉を貰っちゃいました。
さすが我が母(苦笑)


冷汁や雑炊も食べたかったけど、炭水化物は諦めて、場所を移して中州へ。
適当に繁盛してそうなお店に行き、ラーメン3人前注文。


うぃ～ん♪　お酒の後のラーメンって、やっぱり美味しいよぉ～♪


ぺろりと平らげ、翌朝の朝ごはんをコンビニで買って、
ホテルに戻りました。
(これだけ食べた後に、まだ朝ご飯のメニューを考えられるところがすごいかも/苦笑)


人生ってやっぱり、美味しいものが食べれるってのが、一番幸せねぇ♪






明日は最後だ。。。