テーマ:心のままに独り言(8820)
カテゴリ:ヒトコトモノ
副業の年末年始の“宿題”がないため、今年は珍しく ふつうの年越しができる と言っても、特別何かをしたいという 欲もないので、大好きな海外ドラマを観まくって ダラダラ過ごしそう。今のところ施設に居る姑の体調も 落ち着いているようだし、このまま安定していてくれれば 私達夫婦は何年かぶりに”平穏な時間”が過ごせる。 急に時間にも心にも余裕ができたので、 「とりあえず先に出す」分の年賀状書きも サクサク終わった。 大掃除は年々手抜きになるが、“毎年欠かさない” ひとつも終わらせた。 独身時代から“招き猫”を集めている。 きっかけは、ライブ密着取材のための熊本出張。 帰る前の自由時間、アーケード街を ぶらぶらしてて、古めかしい陶器屋さんで 招き猫(右奥。ポスト隣)にひと目惚れ。 割れないように子を抱くように 大事に家に連れて帰った。 それから年に一匹ずつ、増えた感じだ。 多忙な独身暮らしでも、これなら“多頭飼い”ができる。 私が集めているのを知り、友達がくれたのもある。 ほとんどは私が店で“目が合った”猫を一匹ずつ選んだ。 中には初めに見た時は無表情だったのに、 家で飾った後に、表情が柔らかくなった猫も。 ダンナもそう感じているので、私達にしか判らない 馬鹿げた話かもしれない。でも、 たかが招き猫、されど招き猫、である。 彼等が増えるにつれ、なんとなく運が向いてきた ような気がする(と思うだけでも気分的に楽)。 だから毎年、この時季は大掃除の一環として 招き猫の棚を心を込めてお浄めを。 言ってみれば我が家にとっての“お身拭い”。 そんな儀式と言ったところか。 ところどころ”猫じゃないもの”も 混じってるが、それもまた良しとする。 毎年ちょっとずつ“席替え”してるけど、 気に入ってくれるかな~。この前、一匹が 勝手に横を向いてて焦った もしや夜中に “猫の集会”やってる???(苦笑) ま、好きにすればいいよ。 来年もその調子でヨロシク。
明日の夜でついに“10年”経つ。 実父が亡くなったあの夜から・・・・・・。 大晦日を前にひと通りの準備を済ませ、まだ元気だった姑と ダンナと3人で、食事を終えてのんびりしようか・・・という 時だった。あの一本の電話で、私の、そして家族の “その後”が猛スピードで変わり始めた。そして息を吸う間も ない程の“激流”に巻き込まれ・・・・・・ 何度となく深い底へと足を引っ張られ、ありえない程の “どん底”を見た。どうしたら、今を抜け出せるのだろう? どうすれば母や弟を救えるのだろう?? 考えて考えてもがき苦しんで・・・ “眠れない夜”が幾つもあった。 いつかは消えていく命と解ってても、実際に“居ることが 当たり前だった“家族をひとり失うことは、こんなにも 苦しく辛いものなのかと、何年にもわたり全身で ひしひしと感じてた。 その地獄をみんなで必死で乗り越えた上での、今。 心配事は細々とあるものの、ここ最近になり あの頃を懐かしむ余裕が、やっと家族に生まれた。 笑えるようになるまでの10年は、とても長かった。 でも、もう10年か!という“あっという間”感もある。 私が今思うのは、どんなに眠れない出来事が起きても “その時その時”の自分の判断を信じて精一杯尽くせば、 人間なんとか這い上がれる、ということだ。 あの時があるからこそ、今年のこの年末の 何もない今まさにこの時間が、「ありがたい」と感じる。 そうは言っても、もう二度と”あんな辛い想い”をするのは ごめんだ。だから・・・ 父よ、この10年間、いい経験をさせてくれてありがとう。 そして暗闇多めの過去よ、今日でさよなら。 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。 「今年最後はサブちゃんの『祭り』でいいじゃん!癒着しすぎで萎えるわ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.03.14 11:22:33
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