テーマ:今日のニュース(1441)
カテゴリ:ヒトコトモノ
「生きてる人間同士のやりとりは その場の空気を一番大切にするべき」 ※石田ゆり子公式インスタグラムより※ 日々の生活を切り取り想いを綴る、石田ゆり子のインスタが 好きでいつも投稿を楽しみにしている。 このところじっくりチェックする暇がなかったのだが、 ネット上で彼女の名前そして『投稿炎上→削除で批判の声』 というタイトルを見かけ、記事を読んでみた。 既に“問題”となった日の文章は消されているので、 それに関する記事と彼女の“その後の追加投稿”から 推測するしかない。でも“騒動”の大筋は分かった。 おそらくだが、今彼女は新作映画の宣伝を兼ねて 多くのインタビュー取材を受けている時期と思われる。 そんな中でインスタに載せた取材に関する文章が、 読んだ者の一部の”反感”を買ってしまったようだ。 彼女が批判されてしまったその想いを、遅ればせながら 私なりに解釈してみた。その上で、彼女には周囲が とやかく言う程のことを書いてはいない、と判断した。 モチロン、有名人が特定の人やモノ(この場合は取材した 記者や編集者)についての印象や感想を書くのは、 控えた方が賢明だ。 なんたって“女優としてのイメージ“があるから、 それを自ら傷つけるようなリスクを負うのは、 誰しも普通は避けたいところ。 だから“何かの対象”に向けてSNS上でひと言呟くには、 それなりの“覚悟”が必要だ。 これは芸能人とか一般人とか関係なく、分別ある人間 として心得るべき最低限のマナーだが、彼女のように “影響力”ある人なら尚更、注意が要る。 彼女に批判や擁護の声が殺到して、一度はその内容を 削除したものの、後日改めて彼女は想いを綴っていた。 それは自分を”良く見せる”ための弁解ではなくて、 ひとりの大人として女性として、長年女優として 働いてきた者として、毅然とした姿に私は感じた。 誰かが呟いたことを字面だけで判断し、面白がって ”アゲアシを取り“一斉に“口撃”・・・これを最近は 『ディスる』って言うのか? そんな愉快そうな 言葉でオブラートに包んだつもりでも、その行為を やってる人の言葉は、結構な強さを持った”凶器”だ。 中には御もっともな意見もあるのかもしれないが、 大体は相手をよく知りもせず、その内容の“欠点”に なり得る部分だけをクローズアップして、相手が 弱ってしまうまで、とことん打ちのめす。 で、傷つけるだけ傷つけたら、また別の“獲物”へと 放浪を続ける。 彼女のインスタに限らず、他のどこの有名人の インスタでも“炎上”は起きている。 明らかにファンじゃない人間が、酷い言葉を わざわざ”置き逃げ”しているのを何度も見てると、 ターゲット本人じゃなくてもすごく気分が悪くなる。 ああいうのを平気で無責任に書ける人って、 一体何が“目的”なんだろう? 他人をいじめマウントを取ることで、自分で 解消できないストレスをぶちまけてるだけ にしか見えない。時々ニュースを騒がせる “無差別テロ”と、心理は同じような気がする。 ここのブログでも前に何度も書いているが、 この世には残念ながら『人の幸せを喜べない』 『平穏を奪いたい』人が一定数いる。 彼等は“世直し”屋にでもなったつもりだろうが、 実際に“動機”を聞いたところで、賛同できないだろう。 それにしても、だ。 “プロ”のインタビュアーが取材で、彼女のインスタの ネタばかりを話題にするとは(呆)。石田ゆり子の 嘆きを読み、私は彼女の想いをよく理解できた。 彼女にも若い頃から芸能界で長くやってきた自信や プライドがある。それなのに、インスタの話だけ・・・ 三谷映画に初出演する今の彼女に聞くべきことは、 他にあるだろうに・・・ 石田ゆり子のインスタ見れば誰でも分かることを、 今更文字にしてどーすんの? 手抜きじゃないか。 インタビュアーの腕の見せ所なのに、いい度胸してんなぁ。 「記者がかわいそう」と書き込んだ人がいたとか。 いや、それ、違うって! 女優が誠意をもって 「プロならプロの仕事をお互いしましょう」と、 ただ“当たり前”のことを願ってるのだ。 もし彼女の言葉にその取材者が本当に”落ち込んだ” としたら・・・ その人は“インタビュアーに向いてない”のだ。 こんな素人みたいな取材して、恥ずかしいと思わないなら。 私が取材する側だった時。色んな媒体で沢山 同じ質問をされたであろう相手から、『いかに “新鮮”な話を引き出すか』を目指して臨んでた。 新譜のキャンペーン期間なんて、どこの取材でも 繰り返し同じことを聞かれて、アーティストも 本当にかわいそうだから。 私は私の意地があったから、毎回“オリジナルの インタビュー記事”を載せるのが、自分なりの プライドだった。 ある時。人気アイドルが解散後に、ミュージシャン となりソロ活動を始めるタイミングで、取材をした。 彼が取材後にプロモーターさんに言ったという言葉が、 今でも私の“勲章”だ。 「アイドル時代のことを聞かないで、アーティスト として接してくれて嬉しかった」と。 本人がとても喜んでいたと担当者から聞き、その後、 私を支える力になった。 「こうでなくちゃいけない」とか、 「こういうイメージ」とか、その人のことを大して 知りもしないのに、相手の“イメージ”を自分勝手に 決めつけ、先入観という型枠にねじ込もうとするのは、 時に失礼になる。 どんな“出逢い”であれ、相手への尊敬の念や言動の責任を 持てなければ、他人に何かを、しかも“上から目線”で 意見する資格なんかない。 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。 「可動域訓練を始めた。四十肩五十肩だって!!あはは!(涙目)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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