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2019.10.21
テーマ：今日のニュース(1441)
カテゴリ：ヒトコトモノ
やっと少しだけルールと選手名が分ってきたというのに・・・
日本代表、ここまでか―。うーん、残念。 でも、こんなサッカー馬鹿な私でさえ心躍るくらい ラグビー日本代表は、最後まで一丸となって勇敢な プレーで世界中の人達を魅了した。ラグビーって今まで よく分からなかったけど、世界の代表チームも正統派の ファンも含め、“人間性”が素晴らしい！ これについては、サッカー選手やそのサポーターの 在り方より勝ってるように思う。この大会を通じて、 『ノーサイド』の意味を知り、感動も増し増し。 それにしても、あんな大型トラックみたいな相手に ケガを覚悟で”命懸けで”向かってくの、いくら選手でも 怖いだろうな～。 彼等が取材の度に口にする「今までいろんなものを犠牲に して頑張ってきた」という言葉には、初めは正直なところ 違和感があった。それが試合を観たり裏側を取材した番組や 記事を見たり読んだりしてるうち、私なりに理解できた。 あらゆる面に於いて『自己犠牲』の精神で、”トライを決める” ために全力で動く。この事を叶えるために、あそこまで自分を 追い込むスポーツも、他にそんなにないのでは？ 『One for all, All for one』は、私でも子供の頃から知ってるが、 『ひとりはみんなのために、みんなはひとつの目的のために』 という想いが籠められているのだと、このＷ杯で知った。 トライするには、どこにどの角度で蹴れば、どうバウンドして どの高さに上がるか・・・選手はプレーしながら瞬時に考える というのも、ただただ感心した。屈強な大男たちが体当たり しながら、脳を揺らし流血しながら、冷静に“先を見据えた” プレーをするのだから、これぞ『超人』的！ それでいて、試合が終われば対戦相手やファン、お世話になった 人達を思い遣る心の余裕を見せる・・・ 『人間』的にも見習うべき点はとても多いと感じた。 ４年前の”五郎丸ブーム”も盛り上がりは凄かったが、単なる 例のポーズを面白がっての“ブーム”で終わった感がある。 それに比べ今回、あの時以上の良い“影響”を与えたのではないか。 だとしても「うちの子にもラグビーを」と考えた親御さんは、 “見た目のカッコよさ”に目をやるのではなく、先ずは子供の “人間性や先読み力”を家庭でも育む努力をしておくべき。 ”本気”でラグビーをさせるのであれば、ヘタすれば”命を 落としかねないリスク”もあるわけで。人気だからと、 思いつきで始められる“ヤワ”なスポーツではないのは確か。 それと私みたいに“個”(または“孤”)を好むタイプには、 向かないスポーツであることも。 ＊＊＊＊＊＊ 『情報処理技術者試験』の直前会場変更により、多くの受験者が 受験できず、というニュース。この前の大型台風直撃の影響で、 主催者側が一部の会場変更を受験者に知らせたのは、本番の 二日前。一斉配信メールと公式ＨＰでのお知らせを“見損ねた“ 人達が試験を受けられず不満の声を上げているとか。 この試験は春と秋にしか行われないので、就職先の“必須資格” となる学生が、困惑と諦めの表情なのをＴＶで観た。 “被害者”の中には『危機管理能力を試されたのでは？』と 疑う者もいるとか。なるほどね、あるかもしれない。 『ＩＴ関連企業』に就職するなら、「リスクを想定して これくらいの事前情報チェックはできて当たり前」って ことかも？ ニュースを観て、受験できなかった人達は可哀想だとは思う。 でも、今の世の中、“企業の重要事項“でさえ何でもかんでも メールだのＬＩＮＥだのに頼り、“迅速”に情報を遣り取りする 時代(らしい)。 『自分の将来』がかかった大事な試験であれば、受ける側も あらゆる面に神経尖らせるくらいの『注意が必要』だと 思うのだが？ あの日台風が直撃するかもしれないことは、事前に分かっていた のだから、当日の何らかの変更があるかもと予測して、早目に 手を打つべきだった。 私は根が“心配性”だし、編集者時代に取材の大事な場面で“様々な 失敗”をして痛い目も怖さも知った。だから『いつ何時何が起きても おかしくない』と、“先々のリスク”も考えて行動するクセがある。 そういう考えや疑いの念を、この受験生のどれだけの人が持てて いただろう？ たとえそれが『試された』ゆえの災難だったとしても、 『万一』に備えることは、できたかもしれない。 日頃あんなに猫も杓子も依存症みたく四六時中スマホ弄ってるのに、 こういう大事な連絡事項はチェックしないんだなぁ。変なの～。 二日前連絡が悪いとか力試されてるとか、そういう文句の前に 自分の“リスク管理の甘さ”について、反省はしないのか・・・。 そう思っちゃうのは、私が“冷たい”から？ いや、でも、もし私が会場変更を見落とした受験者だったら・・・ そういう“運の悪さ”や“嗅覚の無さ”も含め、”己の実力”だと 思うだろうな。そして『自分には所詮向いてなかったんだ』と 頭切り替えて、自分にもっと合った職を探す。 ぐずぐず悔やんでも文句言っても結果は変わらない。 そんな時間あったら、前へ進む。 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。 「モトがないくらい顔変わったけど、子供(幼児)は親と判るのかな？」 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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