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2005年06月25日
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にいがた経済:「糸魚川バイオマス発電所」稼動半年 コスト、CO2とも削減 /新潟

国内最大規模のバイオマス発電所も燃料の安定供給には課題がある。もともと間伐材も、林業の不振で十分供給されていないようで問題があるようです。
 ◇燃料の廃材確保不安定--目標は「排出物ゼロ」
 建設廃材などのバイオマス(生体燃料)を利用した国内最大規模の発電所「糸魚川バイオマス発電所」(糸魚川市上刈7)が注目を集めている。バイオマス発電は石炭や石油に比べ燃料費が安く、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えられるのが特徴だ。同発電所では燃焼後の灰も再利用するなど「排出物ゼロ」を目指している。【萩原滋樹】
 バイオマスは木材や生ゴミなどをエネルギーの燃料にする考え方で、家庭ゴミや産業廃棄物の減量にもつながる。
 同発電所は住友商事と明星セメント(本社・糸魚川市)が共同出資して設立した電力メーカー「サミット明星パワー」(園山芳社長、本社・糸魚川市、従業員15人)が運営、今年1月から稼働を始めた。
 発電所は明星セメント糸魚川工場の敷地内に建設され、ビル15階建てほどの高さのボイラーに、細かく破砕された木材チップを入れるサイロが併設されている。ボイラー内では木材70%、石炭30%を混ぜて燃焼し、この熱で発生した高音高圧の蒸気でタービンを回して発電する。出力は約5万キロワットで、同じ出力で石炭を使った場合より、年間7万トン弱のCO2の排出を抑えられる計算だ。電力の3分の1は明星セメントに、3分の2は住友商事傘下の電力販売会社を通して首都圏のオフィスや大型店舗に提供している。
 本来、産業廃棄物にすぎなかった建設廃材を、価格が高騰する石炭の代替燃料として使うことでコスト削減を実現。また焼却灰はセメントの原料に活用している。
 半面、燃料の安定供給には課題がある。もともと間伐材も利用する方針だったが、林業の不振で十分供給されず、建設廃材の供給も不足が懸念されるという。同発電所の伊豆英幸所長は「現在は新潟と隣県から廃材を収集している。今年は中越地震の影響でやや多いが、収集地域を広げる必要があるかもしれない」と話している。

 出所(毎日新聞)
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最終更新日  2005年06月25日 05時35分45秒
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