|
テーマ:ニュース(99487)
カテゴリ:その他日本企業
ハリマ化成グループ(東京都中央区)は、加古川製造所(兵庫県加古川市)がある野口町水足の狩ケ池で、同社初となる発電容量920kW(最大出力750kW)の「ため池水上太陽光発電事業」を3月1日より開始する。 同社は、政府が掲げる「2030年に温室効果ガス(GHG)を2013年度比46%削減する」目標を、3年前倒して2027年に達成し、さらに2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指しており、今回の事業はその一環。 兵庫県東播磨地域には農業用水を確保するために約600のため池が点在していおり、耕作面積の減少などで、維持管理が地域課題となっている。サステナビリティ経営を推進し社会課題解決を目指す同社は、環境保全、地域貢献、ビジネスなど、多面的な観点から同事業を実施するもの。 狩ケ池の水面に設置した約1,700枚の太陽光パネルは、一般家庭約250世帯分に相当する年間90万kWhの発電量を見込んでいる。発電する電力は、自営線で送電し、同社加古川製造所で自家消費するほか、近隣の水足公民館にも提供し、蓄電池を併設することで非常用電力としても活用される。年間CO2削減量は325トンを見込む。 同社は、これまで加古川製造所にバイオマス発電システム(2005年、最大出力 4,000kW)、伊保基地(兵庫県高砂市)に太陽光発電設備(2014年、発電能力 1,129kW)を稼働しており、再生可能エネルギーの利用によるGHG削減量は、年間約4.4万トンを達成している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.21 09:50:59
コメント(0) | コメントを書く
[その他日本企業] カテゴリの最新記事
|