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カテゴリ:その他日本企業
桜木総建(千葉県八街市)は、太陽光パネルに関する新規事業として、千葉県内で最初に太陽光パネル専門のリユース、リサイクル事業に取り組むため、7月12日より事業を本格的に開始する。メール、電話での問い合わせ受付は2月27日に開始する。 これにより、同社は太陽光パネル事業の販売・施工・メンテナンス・撤去・リユース・リサイクル・リパワリングという、太陽光発電に関わる7つの段階すべてをサポートすることが可能となる。 約30年前に普及し始めた太陽光発電は、11年前の2012年に政府の「固定価格買取制度」(FIT)が導入されてから、事業者が急増し広がり始めた。太陽光パネルの耐用年数は20年から30年で、最近は耐用年数を超えるものが増えており、使用済パネルの排出見込量が増加し始めている。 使用済パネルの排出はまだ、本格化してはいないが、現在でも施工不良や自然災害による損壊、設備変更にともなうパネル交換などで、2018年時点で約4,400トンが排出されている。 今後の排出見込量は、環境省が実施した推計で、 製品寿命を25年とすると2039年には約78万トンと、産業廃棄物の最終処分量の6%になると見込んでいる。 また、前提条件は異なるが、資源エネルギー庁が公表した推計では、2035 ~2037 年頃にピークを迎え、年間約17~28 万トン、産業廃棄物の最終処分量の1.7%に相当する量になると予想されている。 こうした中、同社は、作る責任に真摯に向き合い、安易な埋立や、違法な処理、不法投棄を抑止する一助になることを目指し、千葉県初の太陽光パネル専門のリユース、リサイクル業を行うもの。 現在は千葉県産業廃棄物指導課のアドバイスを受けながら2024年太陽光パネル専門の中間処理施設を八街市東吉田に建設予定しており、将来は年間30万枚を超える処理施設になる計画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.21 09:46:57
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