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テーマ:ニュース(99489)
カテゴリ:その他日本企業
住友ゴム工業は、タイヤ製造・販売子会社のSumitomo Rubber (Thailand) Co., Ltd.(ラヨン県) が、単一事業所では世界最大となる屋根置き太陽光発電設備およびガスコージェネレーションシステムを設置し、関西電力の100%子会社であるKansai Energy Solutions (Thailand) Co., Ltd.(K-EST)からエネルギー供給を受ける。また、タイ工場は再エネ価値の提供に係る契約を関西電力と締結した。 同事業は、環境省の「令和4年度二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」を用いて、K-EST がタイのラヨン県にあるタイ工場に屋根置き太陽光発電パネル(出力約22MW、約4万枚)とガスコージェネレーションシステム(6.6MW級×2台)を設置する。生成された電力と蒸気の全量を、現在工場で利用しているエネルギーの代替として供給する。同事業の実施により、タイ工場は年間約3万8,000トンのCO2 削減を見込んでいる。 また、同工場で使用する電気エネルギーは、関西電力が調達・提供するI-RECによりゼロカーボン化する。なおI-RECの調達先は、タイ国内のゴムの木を製材して残る枝や根幹などの廃材を主燃料とするバイオマス発電由来の再エネ価値で、持続可能な天然ゴムの取り組みにも貢献するもの。 住友ゴムグループは、気候変動をはじめとする環境問題など地球規模の社会課題が深刻化する中、社会と住友ゴムが持続的成長を遂げていくには、2050年を見越した長期視点での方針が必要と考え、2021年8月に策定したサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の各施策を着実に推進している。 カーボンニュートラルの取り組みでは、Scope1, 2で設定した2030年CO2排出量50%削減(2017年比)の目標を1年前倒しで達成する見込み。同社グループはこれからも事業を通じて環境問題や社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の発展に貢献する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.22 10:51:20
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