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カテゴリ:その他日本企業
ネクストエナジーは、住宅用太陽電池モジュールの新型モデル「NER072M275F-MD」の販売を開始した。納入開始時期は2023年4月初旬の予定で、希望小売価格24万8,050円(税込)、販売目標は年間8,000棟となる。 同機は、モジュールに搭載するセル枚数を調節することで、限られたスペースでも効率的に配置ができるようにモジュールサイズを小型化し、従来の大きなモジュールに比べ、屋根面積をより有効に発電に使用することが可能になった。また質量も同社従来モジュールより25%軽量化し、施工性の改善にも寄与する。 同機は、①従来の太陽電池セルが108枚のモジュールに比べ面積比で32%縮小(同社製品比較)し、狭いスペースにより多くのモジュールの設置を実現、②ハーフカット+PERC(Passivated Emitter and Rear Cell)技術の採用でモジュール出力が向上、③マルチバスバーの採用により電気抵抗が低減されモジュール出力が向上、④モジュール変換効率は業界最高クラスの275Wで20.7%を実現、などの特長を持つ。 東京都は、新築戸建て住宅などに太陽電池モジュールの設置を義務づける条例が可決され、2025年4月より施行される予定。一方で、太陽電池モジュールはセルの大型化にともなってモジュールサイズも大きくなり、屋根面積が小さい住宅では効率的配置が難しく、屋根の面積を発電に対して十分に活用できないという課題があった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.02 10:03:31
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