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2007年05月31日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。
このシリーズでは、
常にこの人物に注目し続けてきました。

「古賀誠さん」

一言で言えば、

「古賀さんはまだ死んでないよって
ずっと言ってたでしょう?」

ってことなんだけど、(苦笑)
まあ、「かみぽこ政治学」で
小泉純一郎さんを

「政治を学ぶための
教科書的存在」

と位置づけてね、
その指導力や政局運営が
いかに合理的かを
解説してきたのだけどね。

嫌いだけど。。。(苦笑)

それに対して、
古賀誠さんは

「政治を学ぶための
裏教科書的存在」

と言えると思うんだよね。

このエントリーでは
最初にそれを
簡単に振り返っておきたいと思う。

小泉さんが政局運営において
古賀さんを強く意識していることを
最初に指摘したのは
このエントリーだったね。
(2004年9月28日
小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣

ここで書いたのは、
小泉さんが町村信孝さんを
外相に起用したことが、
古賀誠が要となって
ポスト小泉を目指している
麻生太郎、平沼赳夫、高村正彦の
「士志の会」に対して
強烈な牽制になっていると
指摘したことだよね。

その結果としては、
麻生さんが総務相として
町村外相に業績で負けじと
郵政民営化の実現に
必死になったんだよね。

そして、次第に
「士志の会」が
まとまって動くことは
なくなった。

次に、2005年9月の
郵政民営化法案参院否決による
解散総選挙で
小泉自民党が圧勝して後に
書いたエントリー。
(2005年9月25日
「ポスト小泉」の政局を読む(前編):谷垣禎一と大宏池会

このエントリーに書いたことは
今となっては非常に重要なので(苦笑)
本題に入る前にぜひ
読んでいただければと
思うけれどもね。

まあ、要するに
小泉さんの圧勝によって
「抵抗勢力」は一掃されたように
見えるけれども、
「最後の抵抗勢力」古賀さんは
しっかり生き残ってますよと
指摘したんだよね。

そして、このエントリー。
(2005年11月1日
小泉内閣改造を読む(4):そして、森喜朗と古賀誠。

ここでは、
麻生さんの外相就任と
谷垣さんの財務相留任で
古賀さんがますます
追い込まれたことを書いた。

このように、小泉さんは常に
「最後の抵抗勢力」古賀さんの
力を削ぐように手を打ってきたように
思われるんだけれども
古賀さんはその時その時を
うまく切り抜けてきたんだよね。

郵政民営化の時は、
平沼赳夫さんや野田聖子さんと違って
小泉さんと決定的に対立するのを避けて
(2005年11月15日
嗚呼、野田聖子!:政治家における危機回避能力の大切さ (前編)
嗚呼、野田聖子!:政治家における危機回避能力の大切さ (後編)
自民党総裁選の時は
なんと安倍さんを支持して(苦笑)
目立った動きはほとんどせず、
安倍政権に対しても
ほとんど批判はせず
今日に至っているわけだ。

ちなみに、「かみぽこ政治学」では
古賀さんとともに
森喜朗さんについても
継続的に書いてきたけれども
それは結局、突き詰めると
小泉後の政局というのは
森さんと古賀さんなんだと
見てきたからなんだよね。

それは小泉後のキングメーカーの座を
争うことが政局の中心になるという
視点なんだけれども
小泉さんの様々な仕掛けによって
2人とも押さえ込まれていたと
いうことなんだよね。

古賀さんについては
書いてきた通りだけど、
森さんに関しても
少し振り返っておくと
小泉人事によって、
清和会(当時森派)の
総裁選候補選びの
主導権を奪われてしまい
(2005年11月1日
小泉内閣改造を読む(4):そして、森喜朗と古賀誠。
ついに頭にきて山本一太さんの

「チャレンジャーの唄」

に我を忘れてぶち切れし、(苦笑)
(2006年5月31日
自民党総裁選(1):森喜朗さん、激怒の真相!?)
果ては、中川秀直さんが
総裁選を機会に
どんどん勢力を拡大して
(2006年8月26日
「総裁候補の看板」を誰も得ようとしなかったわけ:「ポスト安倍」と「新・キングメーカー」の動きとは。
森さんから清和会での
実権を奪って
「上がり」にした
みたいになってしまった。

要するに、小泉さんによる
様々な仕掛けによって
小泉後を狙っていた
古賀さんと森さんは
弱体化させられて、
中川秀さんの台頭を
許してしまったと
僕は思うんだけれども、
それにしても、
小泉さんはなんでこんなことを
したんだろうね?(笑)

だって、小泉さんは首相退任後
まったく政治の表舞台から
姿を消してしまって、
裏でもなにかやっているような
様子がないから。(苦笑)

しかも、古賀さんも森さんも
完全に終わったわけじゃないからね。

森さんについては
すでに書いているので
先に振り返っておくと
(2006年10月24日
町村派誕生とはなんなのか。(前編)
町村派誕生とはなんなのか。(後編)
安倍内閣が誕生し、
中川秀さんが
自民党幹事長になった後、
森さんは清和会会長を辞めて
町村信孝さんを会長に指名した。

これはかなり唐突にして
強引だったらしいんだけどね。

清和会の中に、
森さんを辞めさせたいという人が
いたわけでもない。

そして、注目すべきは
森さんと町村さんが
元々あんまり関係が
よくないにもかかわらず、
森さんが町村さんを
派閥の後継者として
半ば強引に
決めてしまったことだよね。

派内での人望今一つである
町村さんの会長就任を
強く推していた人たちが
いたわけでもないしね。

しかし、これは森さんが
中川秀さんに向けて
放った一矢だったと思うのだ。

中川秀さんにとっては、
森さんを会長に祭り上げた状態で
誰が派閥の後継者なのか、
安倍さんが戻ってくるのか、
町村さんなのか
福田康夫さんの復権なのか
若手がでてくるのか
というところで
政治力を発揮しようという
思惑だっただろうし、
もっと言えば、
麻生太郎さんや
中川昭一さんも含めて
「ポスト安倍レース」を
仕切ることで
新・キングメーカーの座を
確かなものにしたかったはずだ。

ところが、森さんが
町村さんに派閥会長の座を譲って

「町村会長を清和会の総裁候補として育てる」

と、明言しちゃったわけだから、
中川秀さんとしては
予定が狂っちゃったわけだ。
(もっとも、これは森さんだけでなく
中川秀さんに「ポスト安倍」を
主導されたくない町村さんの
意外なほどの世渡り上手による
森さんへの擦り寄りも
あったと思うのだけれども。。。=苦笑)

その後、森さんは一切政局には関わらず、
小泉時代とは打って変わって
安倍・中川秀さんの苦境にも
知らん顔を続けている。(苦笑)

多分、麻生さんに近い筋から
雑談的にでも

「次の総裁選はよろしく」

と言われても、

「うちは町村さんで決まりですから」

と、シレッとしてるんじゃないだろうか。(苦笑)

ということで、
森喜朗さんは
まだまだ死んでないと
いうことなんだけれども(苦笑)
それでは、古賀誠さんは
どうなのだろうかということで、
後編へいきたいと思います。(苦笑)





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最終更新日  2007年05月31日 09時07分11秒



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