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テーマ:映画館で観た映画(8353)
カテゴリ:映画
大企業に婿養子に入った東昇は、完璧な計画を立て義理の両親を崖から突き落として殺害した。しかし、たまたま下の海岸で動画を撮影していた中学生男女3人のカメラに殺害の瞬間が映り込んでしまう。それぞれ複雑な家庭事情を抱えていた3人の中学生たちは、頭のいい朝陽が中心となり東昇を脅迫することにした。動画をネタに大金をせしめるはずが事態は思わぬ展開へと進んでいってしまう。 サスペンスとして面白い作品でしたね。 たぶん、元になったという小説の方がどんでん返し感が味わえてより楽しめたんじゃないでしょうか。 というのも、なんか映画は匂わせすぎというか、ちょっと見え見えな演出が多かったように思うんですよね。 たぶんどんでん返しは誰もが気づく展開だと思うんですけど、心情とか本当の姿みたいなものはもっと意外だと思わせて欲しかった。 それでも面白かったのは、元のストーリーの良さと主役の男の子の力じゃないでしょうか。 絶対に好感を抱かない、小賢しくて、可愛げの一切ないあの男子中学生は絶妙ですよ。 あの子リボルバーリリーにも出てて、あのときも境遇のわりに全く同情も湧かないし、好印象がないわーと思ってたけど、今回はその魅力が花開きましたね。 岡田将生はですね、サイコパスっぽい役良かったですよ、良かったけど、イケメン過ぎます。 罪を憎んで美顔を憎まずになってしまう。 誰よりも輝いていたのは間違いなく小憎たらしいあの男の子です。 (ファンの方に怒られそう…、私の主観ですからね) サスペンス好きにはオススメできる作品だと思います。もう上映終わってるかもしれないけど、配信などされたらぜひ観てみてください。 ★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.18 00:00:11
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