今日、テレビで、 遠くへ行きたい を、放送していた。
大分、別府辺りの旅である。
そこで、大分サファリパークを、やっていた。
あれは、もう、二十年以上も前のことになる。
息子が、まだ、小学校へあがる前のことである。
家族、四人で、開聞岳、韓国岳、阿蘇山、九重山と登った。
その九重山の山頂近くで、珍しく息子が、弱音を吐いた。
「登ったら、みんな(皆)で、サファリパークへ行くぞ。」
と、息子に、言うと、
「お父さん、ほんと、サファリパーク、お父さん」
急に、息子は、元気になって、スタスタと、歩いて行った。
丁度、海で、河豚を釣り上げ、その風船のように膨れ上がった河豚を、海へ放すと、すーと風船がしぼむようにして、もの凄いスピードで逃げて行く姿に、似ていた。
「おおい、健太郎、待ってくれ。」
翌日、サファリパークで、遊び、岡城(城内にある、瀧 廉太郎先生の銅像が、家内の従兄弟とそっくりさんで、家内と大笑い。)で、遊び、それから、祖母山の下迄、行った。
見上げる祖母山は、雪をかぶり鬼気迫る異様な姿だった。
人を、寄せ付けない、そんな気がした。
(日本の)ナイヤガラの滝で、遊んで、帰った。
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