鬼平犯科帳 白い粉 を、読んだ。
あのおたみにな、おれに毒を盛った亭主の罪を何とおもう……と、こう訊いてみたと
ころ、
殿さまには申しわけございませんが、何事も女房の私ゆえにしてのけたことゆえ、
私は、うれしくおもっております、
と、こういった。
いかにも女さ。
その上、しっかりしている。
二年でも三年でも亭主を待っていようよ。
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Last updated
2007.12.19 11:15:58
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