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カテゴリ:全国講習会
今週の月曜日と火曜日に、第120回全国講習会が開催されました。
講師4人のうちの1人として、「内庭(ナイテイ)の整圧」をテキストに、講義の1コマを担当させていただきました。 2日目のお昼、すべての講義が終了。全国から集った先生方は、それぞれ家路に向かいます。 大阪から参加していた、均整法学園同期の西野先生(河内身体均整院)。 東京を発つ時間が夜のため、いったんうちに寄ってもらい、二人で施術をしあったりして過ごしました。 相手が訴える不調を、なるべく少ない回数の、内庭の整圧のみを使って整える研究。 (読んでくれたみなさんの参考になるかなと、下書きではけっこう詳しく書いたのですが、いくら同期とはいえ、ブログにそのままアップするのは控え、省略バージョンに書き直しました。大きな流れだけつかんでいただければと。) 西野先生のリクエスト箇所を聞いて、さっそく開始。 1)講義のときに説明した胃、十二指腸から小腸、大腸の緊張点を、腸骨と季肋部のハの字を揃えておいて、右内庭から45度操作で左頬骨を狙い、腹部のすべての緊張点と合わせて同時調整。 2)上胸部の左右差(右が高く左が低い)が目立ってきたため、左膝を立てて内旋させ、左右上胸部を高さを揃え、右内庭を腸骨幅のまま操作。 3)上胸部の全体的な左右差がせばまり、右の肋骨1本だけが少し凸。 そこに向かって右腕をバンザイさせて角度を取り、右内庭の緊張点(角度を取り直すと、違うところに現れます)をモニターしながら左足を開き、左内庭に緊張点を移して操作。 4)左に比べ、硬くて締まり過ぎていた右膝を直接モニターしながら、足を左右どちらも開いて試してみたが、硬さの弛む角度なし。 右膝から上に向かうライン上を探ると、右恥骨上縁にも硬く締まっている点を発見。そこが弛む角度に左足を開いて左内庭を操作。リクエスト箇所の調整完了。 1、2、3、4ナイテイ。 4ナイテイを3ナイテイに、そして1ナイテイへとこれからも精進を続け、そこから見えてきたことを、近い将来、再び発表したいと思っています。 2日間、講習会に参加して下さった皆様、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月09日 23時54分19秒
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