カテゴリ:Overseas US
米国テキサス州のメキシコ湾沿岸には、細長い島がとぎれとぎれに続いています。
その中でもヒューストン南方のガルベストン島、コーパス・クリスティ付近のパードレアイランド島が良く知られています。 外海側でも遠浅になっていて、数多くの釣り桟橋が多少の深さになるまで遠くまで延びていますので、種々の魚を釣り上げることができます。 又、島と沿岸との間は水路になっているので、此処もまた小さな魚達の避難場所で且つ生育場所となっている様で、釣果には事欠きません。 釣りをするには、釣り許可証が必要ですが1年間有効で、多分10ドル程度で釣具店・釣り桟橋などで購入出来ます。勿論釣り桟橋では不要なのですが、何れかの海岸・防波堤等で釣りを楽しんでいると、時々抜き打ち検査があり、所持していないと1万円程度の罰金が科されます。 一番の狙い目はヒラメですが、季節は晩秋が良い様でした。これはアメリカ人も狙っていて、海中に入って小魚を餌にして岸近くでも40cmオーバーのものが良くあがっていました。 日本人にとっては、黒鯛に似たSheeps-head(頭の骨が硬いからでしょう)、少し油の乗っているDrum(釣り上げると音を出すからでしょう)も狙い目です。刺身にして、頭・骨・皮を吸い物にすると最高なのですが、アメリカ人はフライにして食べるのが普通なので、油が乗っていない魚をあまり好みません。 海が荒れて来ますと、釣れるのは鮫・海ナマズばかりとなります。これらはヒキが強くて面白いのですが食べませんので結局は捨ててしまします。鮫と言っても体長50cm程度ですが、種類も多く撞木鮫まで釣れてしまいます。なかなか死なず危険なので、棍棒で敲いて殺してから海に投げ捨てます。 海流が良いと青物も到来し、ヒラマサも来た様ですが私の釣果には加わりませんでした。 メキシコ湾は魚影が濃く、舟を仕立て無くても、釣り桟橋・防波堤・普通の海浜・橋の下など陸から良い魚を釣れる楽しみがありました。 ガルベストン島での釣り桟橋をご覧下さい! 一日作れば、ゆったりと素晴らしい釣行が出来ますので旅行するチャンスがあれば試して見て下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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