テーマ:ニュース(100225)
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社会の木鐸と言われますマスコミのバッシングは時宜を得て正当なのでしょうか?
単にニュース性のみを追求し直ぐに見向きもしなくなるマスコミの自己欺瞞も露呈しているのかも知れません。 大相撲初場所で、優勝を果たしたモンゴル出身の朝青龍、久しぶりに全勝優勝しそうな勢いですが、相撲協会に意に添わない私生活が非難の的となり、新聞各紙がバッシングを続けています。 「和服以外の服装で公の場所に出た」、「先代親方の葬儀に出席しない」等がその理由で、その様な生活態度が続けば、引退勧告まであり得るとの報道が面白可笑しく新聞紙面を踊っています。 それらに反抗する為、制限時間一杯の仕切を終えて、立会前には放送カメラに向かって、カメラ目線で自分の存在を誇示する態度は暴力団関係者の眼を着ける態度に通じて、見ていて気分の悪いもので、是非治して欲しいと思います。 好漢が相撲協会に意に添わない反抗的な対応で、そのスポーツ生活を終焉させてしまうのは如何にも惜しいことですから・・ 通常国会では小泉首相が野党質問に、自分の方針に反対する同様な質問だとして答弁拒否をしました。憲法前文迄持ち出して「イラクへの自衛隊派遣を無理に正当化させる方針」に異議を唱えた関連質問には答弁済みとしたのです。 多くのマスコミが世論調査を下に、説明責任が足りないとのバッシングしていることに苛立って業を煮やしたものと思われます。 イラク侵攻の大義、即ち「大量破壊兵器の破棄」目的が疑われる様な報道が、ブッシュ政権の元中枢からも洩れ聞こえて来る様になりました。 いち早く、米国のイラク侵攻を支持し、大義を問われて「フセインが見つからないと言ってフセインがいなかったことにならない如く、大量破壊兵器が見つからないと言って無かったことにならない」との珍答弁したのです。 野党のみならず、自民党内でも加藤氏、古賀氏、亀井氏等が米国追従外交に異を唱え始めました。 多分イラク国のアメリカ占領統治への協力が、テロ攻撃に晒されて武力行使となり「戦力放棄と言う憲法精神に迄波及する」のを懸念し、国連枠組みの中でのPKO自衛隊派遣が最善と考えているのだとしているのだと思います 昨年9月の自民党総裁選で反旗を翻した、藤井氏、高村氏、亀井氏を一切の自民党役職から遠ざけ閉門蟄居状態とし、軍門に下った額賀氏、堀内氏を愛い奴として登用しての森派閥に乗っての政権を続けたのですが、今後どの様に展開するのでしょうか? 道路公団民営化問題でも委員の多くが辞任し、小泉構造改革は終焉を迎えたと思っているのですが、異様に内閣支持率が低下しないのは、不気味に見えて疑問が残ります。 組織に反抗する朝青龍と違って、小泉首相は国家最高権力を保持していますので、50%を越える内閣支持率を背景に、マスコミ批判に耐えて権力を笠に着て正面突破と行くのでしょうが、果たして思惑通りに行くでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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