カテゴリ:Overseas US
ナバホインディアンはアメリカ原住民の中で最大の部族で、居住地域はアリゾナ、ユタ、ニューメキシコ州に亘っており、有名なモニュメント・バレーはその中心に位置し聖地とされています。 地質は軟らかいサンドストーンで 何万年もかかって風化され創られた景観で、西部劇の舞台でも有名となりました。
ナバホの砂絵(サウンドペインティング)は、昔から病気、治療のための助けの儀式の為に製作が行われていた様です。 この絵の裏側には次の様に書かれています。 「Ghoii Askidii」(意味不明です) 「この砂絵はナバホ宗教の一部であり、この絵は全て自然色で作られています」 「James C. Joe Shiprock New Mexico」 この他にも、アリゾナ州フェニックスで買いました宗教的色彩の無い「静物:壺」の砂絵があったのですが、他人に差し上げてしまったのか、見当たりません。 砂絵の他、「ナバホラグ」が知られていて、数年がかりで作られる複雑で美しいラグは高価なもので、コレクターが多くいることでも有名です。 アメリカ原住民はオリエントに属する文化の民だったのです。 "砂絵"and"ナバホ"で、インターネット検索しますと或るWebサイトには次のような記載がありました。 ナバホの人々の文化的な洗練は注目に値する。彼らの創りだす砂絵は、現代の美術シーンにとって強い示唆に富むばかりでなく、美術の領域を超えて、人間の芸術的行為の総合的なあり方のひとつのモデルを提供する。 一連の砂絵の制作の過程は、チベットの砂絵マンダラと同じように砂絵を壊して完成する。非保存性の一期一会の宗教的行為である。したがって、この本に至る経緯は特異なのである。一般的に、宗教的伝統行為な美術は製作や図像の約束事を特徴としている。 アメリカ南部に居住するアラバマ・コアサティ部族のインディアン居留地訪問記はこちらをご覧ください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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