テレビ朝日系列の長寿番組「世界の車窓から」で、大陸横断鉄道カナディアン号が漸く一昨日観光地ジャスパー(Jasper)に到着、昨日はジャスパーの町が紹介されました。
ジャスパー国立公園の入口スポットとは言え、観光客で溢れかえるバンフ(Banff)とは異なり土産物店も無く、駅前にはホテルも無い相変わらず静かなダウンタウンの様子で、懐かしく見てしまいました。
私達家族旅行で、カナダ国有鉄道(CNR: Canadian National Railway)を利用したのは25年も前、1981年8月初旬でした。バンクーバーから20時間掛かる夜行列車で、ジャスパー駅到着は午後3時となっていました。
この辺は緯度が高く午後10時頃まで暗くは成りませんので、レンタカーにてジャスパー国立公園の白眉マリーン湖(Maligne Lake)に迄出掛けました。
その帰途、夕暮れと共に冷えて来て、半袖ではいられない程気温が下がって来ました。宿泊するロッジ(Tekkara Lodge)に帰って来た時は、夜の帳がすっかり降りていましたが驚く程寒くなり暖炉に火を入れた覚えがあります。
大陸の真ん中で緯度も高いと夜の寒さ対策様に暖炉用の薪は一年中常に装備されていたのです。