テーマ:気になったニュース(31010)
カテゴリ:Opinion
リビアは、もはや内戦の危機に瀕しています。独裁者カダフィ大佐は、反体制派への空爆を強行、更に西側諸国が軍事行動を起こせば数千人規模の死者が出ると警告する狂気事態となりました。
カダフィ政権による鎮圧を越えた自国民への攻撃は、全ての政権正統性を失ったことを示していると思われます。 3月2日NYMEXの原油先物相場は、リビア情勢悪化を背景に買いが殺到し大幅続伸した。米国産標準油種WTIの4月物は102.23ドル/バレルと、2008年9月以来の高値で終了。 リビアのカダフィ政権が、石油輸出ターミナルを擁するブレカに侵攻したとの報を受け、供給ひっ迫懸念が再燃。産油国オマーンでも政治改革や賃上げを求めたデモが先鋭化する気配があるなど、原油の供給混乱をめぐる不安拡大で買いが盛り上がった。 3月2日COMEXの金塊先物相場は、根強い中東・北アフリカ情勢不安を受けて買われ、4月物の終値は1437.70ドル/オンスと、過去最高値。上伸は3日連続となった。 リビアの最高指導者カダフィ大佐が演説し、徹底抗戦する意思を表明。終息の気配の見えない政情を眺め、「内戦状態になるのではないか」との不安が広がった他、サウジアラビアなど近隣産油国への混乱の拡大が懸念された。これらを受けリスク回避の動きが優勢となり、安全資産としての金に買いが集中した。 良質の軽質原油を産出するリビア情勢を受けて、国際的な原油が高騰し、日本の一般街中でのガソリン販売価格も、10円も高く145円/リッターとなって生活への影響も懸念される状態となりました。 金は投資相場と言うよりも、資産の分散意味合いが強いと思うのですが、先物市場では連日、歴史上の最高値が更新されつつあります。 最近ではリスクヘッジよりも、投資相場的な色彩がありますので、ゴールドマン・サックスの陰謀を疑っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.04 17:47:12
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