相模原市緑区城山町には、尾根伝いに城山湖湖畔の丘にある金刀比羅宮まで約3kmの手軽なハイキングコースがあって、小松ハイキングコースとして知られています。
通常は、宝泉寺裏山にある小松城址から城山湖湖畔まで散策するのですが、昨日は揚水発電所横にある駐車場に車を停め、逆コースで行ってみることにしました。
金刀比羅宮付近は、紅葉類が多く紅葉しますと美しいのですが、11月中旬では未だ早かった様です。
しかし、見上げますと日当たりの良い一部は紅葉していました。
途中には評議原と言われている休憩所があり、片倉城・津久井城・小松城の武将が、落城の相談した場所とも伝えられています。
15年程前には松ノ木もあった様な気もしますが、枯れてしまった様で、コナラも数本立ち枯れ状態となっていました。
元来このコースは金刀比羅宮への参道だったので急な上り下りは無く、小松城址までは下る一方です。
川尻地区に奥に位置する宝泉寺の裏山は小松城址となっていますが、祠が祭られているだけで、往時を偲ぶものは残っていません。
このコースは春に秋に家内と共にハイキングしたもので、途中にあった作業小屋も消え、「イノシシ出没」の注意看板が掲示されていましたが無くなってしまいました。
月日に拠る変化は絶えずして止まることはありません。