先週の土曜日、小山田緑地の管理事務所に行って、蛍の様子を聞きましたら、今年は例年より早く舞い出しているとのことでした。
あさざ池を中心にして、各所で数は多くないのですが、飛んでいるらしいのです。
昼間、あさざ池を訪れて見ましたが、蛍を見つけることは出来ません。
例年、公園では無い私有地の田圃の上から隣接する茂みにかけて、多数の蛍が観られるのですが、今年は田圃の田起し作業の途中であって、未だ水張りがされておらず、蛍はいないとのことでした。
正面奥の林に、湧き出す泉があって、田の側溝を流れてあさざ池に達するので、その清流がカワニナを生み、蛍を育てているのです。
人の手の入らない、蛍の環境が何時まで続いていけるのか心配しています。
側溝からあさざ池に至る小川の土手が崩れているので、補強工事がされつつあり、自然そのままの環境では無くなりつつあるからです。
以前には、アブラハヤが多数泳いでいたのですが、補強工事で見られなくなってしまいました。自然環境とは至って脆弱なものの様です。