テーマ:政治について(20230)
カテゴリ:Politics
安倍首相への忖度と言いますか、斟酌と言いますのか、その意を汲んだ行動や発言が日本中に蔓延ってしまっています。
文科省の学校設置問題でも「自分からの圧力は無い」として、官僚の意図的な文書廃棄、官房から告発者への暴言、等で従来懇意にしていた応援者への決別宣言をする始末、「意を汲んだ側近からの圧力ですから、自分は知らない」とのストーリーで逃げ切ろうとしているのですが、何とも人格識見が疑われる事態となって来ました。 今回は、不起訴処分となった安倍首相の腹心として知られるジャーナリスト山口敬之氏に対して、被害者の女性「詩織さん」が名前と顔写真を公開して記者会見、勇気を奮って検察審査会に不服申し立てをしたのです。 しかし、安倍首相夫人は、報道を否定した山口氏のFacebookに「いいね!」とし、都内で開かれた会の席で、「いいね!しただけで、あんなに責めなくてもね」と言い放ったと言うのですから、開いた口が塞がりません。 彼女が被害を訴えた相手は、元TBSテレビのワシントン支局長の山口敬之氏、安倍首相の腹心として知られ、テレビ出演も多く、「総理に最も食い込む男」と呼ばれている。安倍首相への直接取材を行った著書「総理」や「暗闇」が代表作だ。 詩織さんの主張によると、2015年4月、詩織さんは仕事の相談をするため、一時帰国中の山口氏と都内で会食。その最中に記憶を失い、連れ込まれたホテルのベッドの上で裸にされ、山口氏からレイプを受けた。避妊具はつけられていなかった。 所轄の警察署は捜査の上、逮捕状を取り、2015年6月8日、成田空港で帰国する山口氏を逮捕するために待ち構えていたが、逮捕は突然中止になる。 「当時の捜査員から、警察トップからストップがかかったと聞きました」その後、詩織さんは「示談にしなさい」と言われ、警察車に乗せられ、弁護士の処に連れていかれた。 その後、山口氏は書類送検されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。詩織さんには結論を言い渡された。当時の刑事部長は官邸から信頼が厚く、「週刊新潮」の取材に対し、自らが逮捕取りやめの指示をしたことを認めている。 「日本の法律は必ずしも私たちを守ってくれる訳ではありません。捜査機関が、逮捕状をもみ消してしまうからです」、詩織さんは会見当日、検察審査会に不服申し立てをした。 なお、この会見については翌朝の全国紙はすべて1行も報じなかった。 「女性が輝ける社会」を掲げる安倍政権は無視し続け、昭恵さんは、報道を否定した山口氏のフェイスブックに「いいね!」を押した。しかも5月15日、都内で開かれた会の席で、「いいね!しただけで、あんなに責めなくてもね」と言い放ったという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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