海外旅行紀行・戯言日記

昨日は会社時代の先輩2人と共に、元上司宅を訪問することにしました。元上司は私が入社し配属された部署の課長ですから、もう54年もお世話になっている感があります。
実は先日新年会があったのですが、年賀メモ帳をお忘れになったので、住居がそれ程遠く無い3人で記帳しに行くのが目的でした。
「昼時にお出で下さい！」とのことで、出前のお寿司を振舞って頂いて、談笑・歓談となりました。
元上司も92才、奥様も体調を悪くして数年前から介護施設に入ってしまいましたので、息子さん家族と同居とは言え、実質独り住まいとなっていますので、近くを散策しつつ運動して頂くことにしました。
百歩も歩きますと、もう祖師谷公園に入ります。中心に仙川が流れていて、その右岸にある見事な桜並木は、「米国ポトマック公園の桜から実生より苗木に育てられ、里帰りの桜として寄贈されたものだ」と言うことでした。
右岸は丘陵地帯で、桜並木に加えて、大きなクスノキ、ケヤキが多数あって、元来里山であった地域の気配です。
元上司には30分の散策が久し振りで良い運動になったと思いつつ、歓待のお礼を言い、お暇することになりました！

仙川左岸には、児童公園、運動広場などがあり、右岸のなだらかな傾斜地には原っぱと緑のエリアがひろがっています。この公園は、1943年年8月に防空用の「祖師谷緑地」として計画され、その後「祖師谷公園」として都市計画決定された計画面積53.33haの公園です。
区域内にあった旧教育大学農場跡地を中心に10haの公園として事業化をはかり1975年に開園、その後周辺地の買収を進めながら、整備の終った部分から順次追加開園しています。
仙川が園内を南北に流れ、公園は東西に分かれている。なお現在も造成は完了しておらず、周囲の土地買収が進められている。その対象のひとつに世田谷一家殺害事件の現場となった家屋（公園北部に所在）も含まれているが、2017年（平成29年）現在も事件が未解決であることから現場保存の意味合いもあり、取り壊し及び公園の造成再開の目処は立っていない。