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カテゴリ:Politics
中国歴史上初の空母、「遼寧」にて「強大な海軍国となった今こそ、世界覇権に乗り出す」と、中国は宣言したと観ています。
過去10年間、中国は軍艦総トン数でアメリカに次いで世界第2の海軍国になり、西太平洋地域ではアメリカと肩を並べる海軍力を保持することで、日本を含む周辺各国に強烈な圧力を加えているのが現状です。 南シナ海では、我が物顔で、領地主張する周辺国に一切かまわず、邪魔する船舶は排除し強引に島嶼の埋め立てと軍事基地を建設して、覇権を広げているばかりです。 日本だけは防衛力強化と日米安保条約によって、一筋縄に行かないと認識しつつ、中国は尖閣列島へ日常的な領海侵犯をし、虎視眈々と領土奪取を狙っていることは否めません。 新たな空母にて、中国は太平洋地域の支配的海軍国になる為の長期計画に着手している。 「遼寧」は国の宝であり、「遼寧」から半径45km圏内を「航行禁止」海域に指定した。 確かに、アメリカの空母打撃群も航行中は航行禁止海域を指定する。漁船の底引き網に進路を妨害されたりしては困るからだ。そこで、空母の艦長は、空母打撃群から数km離れていてくださいと他の船舶に丁重に申し入れるが、中国は立入禁止海域を新しいレベルに持っていこうとしている。公海上で6000平方km以上もの範囲にわたって主権を主張しようとしているのだ。その主張は、国際海洋法にも航行の自由の原則にも違反している。 経済活動にとって非常に重要な南シナ海を独占しようとして、中国はこれまで、アメリカを含む諸外国に対して数々の敵対的行動を取ってきた。今回の航行禁止海域指定も、実は単にその一環に過ぎない。中国は、南シナ海を中国の湖に変えようとしている。 アメリカ海軍はミサイル巡洋艦を南シナ海へ派遣し、中国の暴挙に対して異議申し立てをすることで、「アメリカはそんなことは認めない」と宣言しようとしているのですが、巡洋艦では空母に対抗出来ず、蟷螂の斧に見えて仕方がありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.27 08:52:26
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