テーマ:政治について(20230)
カテゴリ:Politics
今回の日米首脳会談は、友好的とは思えない状況になって来ておりますし、トランプ大統領は安倍首相を対等に見ておらず、手下として見ているのが明らかで、従来政権での同盟国意識は霧散している様です。
トランプ大統領はTPP脱退を表明し、関税措置で貿易戦争をエスカレートさせ、強いドル政策をやめたことも、アベノミクスの見通しを暗くしています。 又、北朝鮮への対応にも日本は振り回されており、トランプ大統領が同盟国である日本を切って、中国に軸足を移すと言う不安があるのです。 首脳会談での主要議題の一つは、北朝鮮問題と見られていますが、蚊帳の外におかれている日本としては、大陸間弾道ミサイルは放棄し、日本を狙える短距離、中距離ミサイルを維持させるという妥協をしないことをトランプ氏に確認するだろうし、拉致問題も会談で取り上げる様に要望するでしょう。 他一つの課題である貿易に関しては、3月に発表された鉄鋼とアルミへの関税措置の免除を求めると見られるが、引き換えに2国間貿易協定の協議を求められる可能性がありますし、米国による安全保障に頼る日本は強気に出られません。 やはり、未来永劫変わらない同盟関係はあり得ないのですし、日本に属国扱いをするトランプ大統領には少し距離を置いて、米国の穴を埋めるべくTPPに新メンバーを入れて活力化し、EUやアジア市場に軸足を移すことに加え、国内的にも構造改革に再集中することで企業家を鼓舞させる一層の努力をすべきなのでしょう! 安倍首相は、対米追従・対米依存を推進させた岸信介氏の外孫でもあり、人誑(たらし)の性格も含めてそのDNAを色濃く受け継いでいるのですが、出藍の誉れ宜しく、その殻を破って欲しいものです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.04.14 08:40:48
コメント(0) | コメントを書く
[Politics] カテゴリの最新記事
|
|