自転車のチェーンは構造上延びやすく、弛みが出て来て、外れることが多くなる様です。
普通は車輪リムを回しながら、緩んだチェーンを歯車に掛けて行きますと、元に戻すことが出来るのですが、今回は緩みが少なく、ドライバーやプライヤーを使ってもチェーンが歯車に掛かってくれません。
仕方なく、自転車屋に持ち込み修理を依頼することになりました。
見ていますと、後輪のハブを締め付けている15mmナットを緩ますと、チェ-ンが自由になり、容易に歯車に掛けることが出来ました。
しかし、そのチェーンは延びていて、垂みが酷く、直ぐ又外れそうな状態となっています。
すると、15mmナットを締め付けながら、直角の前後方向に装着されている8~10mmの押し上げナットを回しますと、チェーンの弛みが減って、正常に見える状態となりました。
普段は、気にも留めない場所ですが、色々な調整が出来る様に工夫された装置があることを初めて知りました。
修理料金は消費税込で540円とリーズナブルなものでしたし、次回は自分でも修理可能となりましたので納得することにしました。
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