この民謡は、大学の友人に教えて貰ったと記憶していますが、1960年代に数多くあった歌声喫茶で覚えたものかも知れません。何れにせよ、自然豊かな草原や海浜で、育つ人々の姿は心を和やかにすることは間違いありません。
これは、五島列島の新上五島町の矢倉岳から観た海浜、国立公園の範疇には入っていませんが、人の営みと自然が共生している風景と思われます。
1938年に王洛賓が新疆のカザフ族の民謡をもとに編曲・中国語作詞をして発表、中国を代表する民謡として世界中で知られている。
日本でも1961年6月にザ・ピーナッツにより発表されたこともあり、この歌はよく知られていて、訳詞が「はるかはなれた、そのまたむこう」で始まる青山梓・劉俊南のものが歌われている。 日本では青海省の民謡ということになっていて、これは作者の王洛賓が青海省で映画作成プロジェクトに協力している時に、チベット族の美しい娘さんに会い、感動してこの歌曲を作ったという話が広く流布されていることによる。
草原情歌 - 胡美芳
在那遙遠的地方,有位好姑娘,
人們走過了她的帳房,都要回頭留戀的張望。
人們走過了她的帳房,都要回頭留戀的張望。
はるかはなれた そのまたむこう
だれにでも好かれる きれぃ娘がぃる
だれにでも好かれる きれぃ娘がぃる
她那粉紅的笑臉,好像紅太陽,
她那美麗動人的眼睛,好像晚上明媚的月亮。
她那美麗動人的眼睛,好像晚上明媚的月亮。
明るい絵えがお お日さまのよう
くりくりかがやく目は お月きまのよう
くりくりかがやく目は お月きまのよう