テーマ:好きなクラシック(2327)
カテゴリ:Classic Music
星の界(よ)と言う唱歌を教えられたのか否か、定かではないので、ネットで調べてみましたが、記憶は蘇りません。
私の中学時は1954~1962ですので、杉谷代水の歌詞の筈ですが、こんな格調高い文語調の難しい歌詞には覚えが無いのです。 明治時代の先人の和魂洋才と言う生き方に、改めて感嘆するばかりです。 チャールズ・コンヴァースによって作曲された"What a Friend We Have in Jesus"という賛美歌312番、日本では「慈しみ深き 友なるイエスは」と歌われます。 わが国では、杉谷代水が宇宙の雄大さをテーマとした「星の界(よ)」という歌詞で、1910年発行の『教科統合中学音楽(二)』に掲載され、文部省唱歌として歌い継がれましたが、1970年に川路柳虹による「星の世界」という題名で音楽の教科書に載るようになりました。 若い世代の方は「星の世界」の歌詞で習っている筈です。しかし「星の界」の歌詞の方が格調高く味わい深い気がします。 星の界(ほしのよ)/星の世界 【カラオケ】 月なきみ空に、きらめく光、 嗚呼(ああ)その星影、希望のすがた 人智(じんち)は果(はて)なし、無窮の遠(おち)に、 いざ其の星影、きわめも行かん 雲なきみ空に、横とう光、 ああ洋々たる、銀河の流れ 仰ぎて眺むる、万里(ばんり)のあなた、 いざ棹(さお)させよや、窮理(きゅうり)の船に かがやく夜空の 星の光よ まばたく数多(あまた)の 遠い世界よ ふけゆく秋の夜 すみわたる空 のぞめば不思議な 星の世界よ きらめく光は 玉か黄金(こがね)か 宇宙の広さを しみじみ思う やさしい光に まばたく星座 のぞめば不思議な 星の世界よ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.23 09:41:27
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