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著者と言うか対談者2人は外務省で、実際に外交の最前線で活躍したことで、分析と見識には傾聴に値するものがありますが、政治は一寸先が闇と言われるごとく、予測通りにはならないことも、散見されます。
例えば、米朝会談については、「北朝鮮側は今後も核兵器を持ち続ける。それを米国がどう言う形で認めるかは交渉の余地を残す」としているのですが、会談は決裂となりました。 中国の習近平は、「構造改革を断行すべく、憲法を改正し、国家主席の任期延長を可能にした」と是認していますが、大学関係者から「自分の名前を憲法書き加えて、自らを美化すると共に、国家主席の任期を廃止するなど、権力を私物化している」とのあからさまな批判が出て逮捕者続出、先行き注目です。 EV自動車は、対応が早い中国が「脱石油」として開発を急いでいて、その将来性高いとしていますがますが、寒冷地にはEVは不向きで、HVが適正思われてなりません。 火力発電では熱効率30~50%、原発では30%で、電気エネルギーを得たのに、そのまま暖房用の熱として発散させるのは無駄遣い、やはり暖房は加熱したエンジンに送風機を当てて利用するのが適正だと思うのです! かの有名なマルクスは弁証法的唯物史観論を展開する過程で、共産主義到来を予測した。 -社会の発展は、物質的条件や生産力の発展に応じて引き起こされる。 -生産力が発展すると、従来関係に矛盾が生じ、その矛盾で生産関係が変化する。 -生産力や生産関係は、個々の人間の意図や意志とは独立して変化する。 -政治的上部構造は、経済的下部構造に規定される。(下部構造が上部構造を規定する) -今ある形態が生産力の発展を助けず、その足かせとなる時に革命がおきる。 しかし、資本主義国では共産革命は起きず、封建主義国のロシアや中国で起きることになりました。予測は殆ど当たらないと考えるのが妥当の様です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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