テーマ:気になる技術動向(1298)
カテゴリ:Technology
昨日、留守の間に電力メーターが、従来の透明ケースに入ってメーター盤の回る様子が見えるタイプから、スマートメーターに替わったのです。
今までの、アナログ式電気メーターでも故障もせず不満も無いのですが、どうも電力会社がデジタル回線を利用しての人件費削減が主目的となっている様です。 自動検針 従来では、検針員が直接需要場所に行き、電力量計の指示数を直接読み取ることで、毎月の電気料金を確定していた。スマートメーターでは、30分ごとの電力使用量を通信回線を利用して電力会社に送信することで、人件費の削減が期待される。 リモート接続・切断・アンペア設定 従来では、直接作業員が現地へ赴き、配線の接続を行っていた。スマートメーターでは、管理箇所からのリモート接続・切断・アンペア設定が可能になり、人件費削減が期待される。 家電との連携 家庭内ネットワークを介し、家電と通信し供給状況の最適化を図ることが期待されている。特にデマンドレスポンス(英語版)技術との連携によって、ピークカットによる負荷平準化ができ、エネルギーの効率化が期待されている。 電力消費量データを利用した各種サービス スマートメーターは、電力消費量データのパターンを詳しく把握することができる。電気製品は瞬間的な消費電力量に特有の傾向を示すので、その消費電力を詳しく分析すれば家庭やオフィスにおいて、どのように電気製品を使用したのかが、かなりの精度で推定できる。これらのデータを蓄積し、顧客に最適な消費パターンを提供できる。 近頃は、IoTを利用して、電気製品を全て簡単に制御出来るシステムが発達するとされていますが、デジタル回線を利用して個人情報が全て事業者に通知されて、家電製品の買い替え時期も特定され、曳いては国家にその情報を提供される事態になりそうで不安が募ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.23 09:56:11
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