昨日は、東京でコロナ感染者が140人を越え、日本国中にウイルスが蔓延している状勢、小池都知事のリーダーシップで、安倍政権も「緊急事態宣言」を発令しましたが、休業要請や休業支援については、安倍政権は逡巡、リーダーシップの欠如を露呈している様です。
処で、訪問客の激減した小山田緑地展望台の木柵傍のベンチに腰掛けて、珈琲を飲み、ゆっくりと丹沢山塊を眺めます。
世の中が騒然とした中では、一際陶淵明の世界が馴染んで来てしまいます。
菊を采(と)る東籬(とうり)の下(もと)
悠然として南山を見る
密集・密閉・密接でないオープンエアな場所なら、感染され、又感染させる危惧も無いと思い、小山田緑地に行って、展望台までマスクをしてゆっくりと散策して、展望台で昼食兼珈琲タイムとすることにしました。
展望広場下の小山田地区住宅地やその上の尾根緑道はよく見えるのですが、残念ながら春霞で丹沢山塊が殆ど望めません。
それでも、柔らかな春の空気感とは、気が休まって良いものです。
帰路に、樹林帯の中にある、キンラン・ギンラン保存地域を覗いてみましたら、20~30本のキンランが花芽を立てていました。
蕾も見えますので開花はもう直ぐ、此処では注意看板も設置されていて、他所では頻繁に起こる盗掘による被害が無い様で、何よりです!