金市場の第一人者として知られる国際金融アナリスト豊島逸夫氏のブログには、財務省と日銀の結託について次の様に警鐘を鳴らしていますので、そのまま引用することにしました。
財務省が超大型財政出動を賄うために増発する国債を日銀は「無制限に」買い取ることになりました。財務省と日銀がタッグマッチで参加すれば、おカネはなんぼでも増やせます。従来は「財政ファイナンス」と言ってタブー視された財務省と日銀のコラボがコロナ到来により一気に正当化されたのです。
この方法を堂々とやれれば日本国はいくらでも借金できます。まさに「刷れる円」と「刷れない金」との差が鮮明になるでしょう。コロナ後の世界はパラダイムシフト。これまでの「常識」が次々と覆され、なんでもアリとなりそうです。これまでは死語とされた「インフレ」が長期的には益々現実味を帯びます。独自の価値を持つ金をポートフォリオに組み込まざるを得ないことになるでしょう。
コロナウイルス蔓延での経済低迷に対しては、思い切った国家支援が欠かせませんが、度を過ぎた財務省と日銀がタッグを組んだその場限りの短期金融政策では、将来展望が見えません。
コロナ終息後の世界はパラダイムシフトとなりますので、これまでの「常識」が次々と覆され、インフレ野放し策となりそうで要警戒、一番大切な個人的な資金計画にも齟齬を来しそうな気がしてなりません!
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Last updated
2020.04.30 09:44:29
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