今年のシンビジュウムは、例年に無く多くの花芽を付けてくれました。
2月6日の画像ですが、シンビジュウム全体が鉢から盛り上がって、根も鉢の縁を乗り越えて垂れ下がって来ました。
シンビジュウムが株分けを要求しているのだと考え、全ての花も終わった4月4日に株分けをすることにしました。
使っていた黒い素焼きの細長い鉢をDIYの店に探しに行ったのですが、もう売り切れて無く、素焼きで橙色の細長い鉢を買って来ました。
ついでに、鉢からシンビジュウムを引き抜く為に、ゴム製のハンマーも購入して来ました。
案の定、シンビジュウムの葉を握って鉢から引き抜こうとしたのですが、しっかりと根を張っていてビクともしません。
買って来たゴムハンマーで、鉢の縁を満遍なく叩いていましたら、全体が抜けて呉れました。
摩擦で張り付いていた根も、衝撃に依る剪断力に負けてくれた様でした。
大きくなった株は強くて、素手や剪定鋏では株分けはとても出来ず、ノコギリで無理にでも半分に切り落とすことにしました。
何とか2分割し、それぞれの下半分の根を養生して、従来の鉢と新しい鉢への株分けが漸く出来ることになりました。
半分ずつと言うより、2/3株と1/3株になってしまったのは素人の愛嬌と言うことで許して貰うことにしました。